星野リゾートで過ごす、春の旅、夏の旅。

【8月編】
大自然が待っている! 今年の夏旅は、雲の上、海の前にステイ。

July 12, 2016

思いっきり非日常を味わいたいから、ダイナミックなランドスケープが楽しめる大自然のリゾートへ。北の山旅は雲海をお目当てに。一方、ゆるりとした島時間を求めて南の離島へ。その地でしかお目にかかれない、とっておきの体験を求めて旅に出よう。

竹富の伝統建築を踏襲した「星のや竹富島」。一棟建て・平屋の客室はシーサーを配した琉球赤瓦の屋根、南向きの縁側など、風情あふれるスタイルでまとめられている。

集落の住人になった気分で過ごせる客室。プライベートな庭に面した縁側は、居心地のいいリビングに早変わり。

島の民具作りの名人が教えてくれるのは、海辺に自生する植物、アダンを使ったカゴ作り。

島特有の野菜やハーブ、食材を、オリジナルのフレンチに仕立てる「琉球ヌーヴェル」。器は本島・読谷で工房を構える陶芸家、大嶺實清のもの。¥12,000

女性から男性へ贈られる帯として愛されてきたミンサー織り。実際に機織り機を使ってミンサー織りを体験するワークショップも。¥3,000

星のやにほど近いアイヤル浜で体験する「星砂ビーチダイニング」。季節のスープや旬野菜のバーニャカウダ、黒毛和牛や魚介のグリルなどダイナミックな料理に舌鼓。¥16,000、9月30日まで。

朝の静かな時間帯に水牛車で島内をまわる観光プログラムは通年で実施。¥1,500

星のや竹富島
「離島の集落」で過ごす、のんびり気ままな島時間。

周囲わずか9.2kmの小さな離島、竹富島。ここに位置するのが「星のや竹富島」だ。琉球赤瓦の集落、白砂の路地、手積みの石垣、受け継がれる文化や遊び。この島ならではの歴史と風土、"沖縄の原風景"とも称される琉球伝統の町並みやしつらいが、島での滞在を特別なものにしてくれる。

かつて、柳宗悦やバーナード・リーチ、芹沢銈介らを虜にした「民芸の島」では、島の暮らしから生まれた手仕事を体験してみよう。夏限定の滞在プラン、「島の手しごと滞在」では、地元の民具作り名人にアダンのカゴ編みを教わる。ガジュマルの樹の下で、柔らかな日が差し込む縁側で、気の向くままに編んでいけば忘れがたい旅の思い出ができあがるはず。その他、竹富島発祥の八重山の織物、ミンサー織り体験やシーサー作り体験など、島人とおしゃべりしながらのワークショップを各種取り揃える。

夕暮れ時には、期間限定で登場する「星砂ビーチダイニング」へ。星砂が美しいアイヤル浜に設えられた特別な空間でいただくのは、シェフ特製のグリル料理だ。茜色のサンセットから満天の星まで、刻々と移り変わる大パノラマの下でとびきり贅沢なひと時を過ごそう。

ビーチや海でアクティブに過ごすのもいいけれど、ゆったりとした島時間に身を委ね、吹き抜ける風を感じ、コバルトブルーの海と空に包まれる。今年の夏は、素朴で豊かなそんなヴァカンスが気分。

「島の手しごと滞在」
●期間:〜2016年 8月31日 
●料金:¥18,000(宿泊費別、税・サービス料10%別)
●予約:7日前まで
●定員:1日1組(2名)まで
●含まれるもの
・カゴ編み体験
・民藝で設えた特別室での宿泊


星のや竹富島

沖縄県八重山郡竹富町竹富
Tel.︎︎0570-073-066(星のや総合予約)
hoshinoyataketomijima.com
アクセス:新石垣空港からタクシーまたはバスで石垣港離島ターミナルへ。高速船に乗り換えて竹富島竹富港まで約10分。竹富港から送迎バスあり。

texte:RYOKO KURAISHI

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