オルガ・キュリレンコ、14歳で転機が訪れモデル、そしてボンドガールに。
Culture 2013.01.07
女優のオルガ・ キュリレンコが貧しかった幼少期から女優として成功するまでを振り返った。
カナダ・トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ劇場で開催された2012年トロント国際映画祭の映画『トゥ・ザ・ワンダー』のプレミア上映会に出席した女優のオルガ・ キュリレンコ(2012年9月10日撮影)。(c)PRPhotos.com/Izumi Hasegawa
オルガはウクライナ出身の町ベルジャンスク出身。3歳の時に父親が家を出たため女手一人で母から育てられた。その頃の生活について「母と私は貧しくていつもお腹を空かせていました。時には食べ物を買うお金もなかったほどです」とオルガ。
「私は一人っ子でしたが、もし兄弟がいたら生きていけなかったと思います。私たちが着る服は母が作ってくれたのですが、自分の服を使ってでも私に温かいものを与えてくれました」
そんなオルガに転機が訪れたのは14歳のとき。母と一緒にモスクワを訪れたときのことだという。「モデルの仕事をしないかとスカウトされました。1か月後にふたりでミーティングに行き、女性が大勢いる会場で、母がこれが冗談ではないと悟ったのです。そして『人生に一度しかないチャンスだから、背を向けてはいけません』と私に言ったのです」
その後モデルとして活躍し、2004年に女優に転向。映画『007 慰めの報酬』ではボンドガールに抜擢された。「ボンドガールの声がかかったときは信じられない気持ちでした。映画のプロモーションで故郷に帰り、母に会えたときは一番誇りに思えた瞬間でした」と英紙ザ・サンに語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS
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