キャサリン皇太子妃、3年ぶりの海外旅行でイタリアに凱旋到着。
イギリスのキャサリン皇太子妃は5月13日、2日間の日程でイタリアを単独訪問した。北イタリアのレッジョ・エミリア市に到着した皇太子妃は多くの市民の歓迎を受けた。

海外でもキャサリン皇太子妃は大人気だ。5月13日、ウェールズ公妃は幼児教育の視察のため、北イタリアのレッジョ・エミリア市を2日間の日程で訪れた。同市は幼児教育法「レッジョ・エミリア・アプローチ」で知られている。それはどんな子どもも、生まれながらにして創造的で賢いという考えに基づいた教育法だ。今回はウィリアム皇太子の妻にとってがん公表後の初めての海外訪問となる。レッジョ・エミリア市ではマルコ・マッサリ市長が出迎えた。

今春のトレンドカラー、ライトブルーのパンツスーツに身を包んだウェールズ公妃は集まった大勢の市民の大歓迎を受けた。「Ciao Kate(チャオ、ケイト)」や「We love you Kate」といったプラカードを掲げた市民のもとへ、皇太子妃はためらうことなく歩み寄った。ちなみに皇太子妃の前回の海外訪問は2022年12月。ウィリアム皇太子と米国のボストンを訪れ、環境分野の「アースショット賞」授賞式に出席した。
重要な使命
皇太子妃が5月13日と14日にかけてレッジョ・エミリア市を訪れるのは、皇太子妃が心にかける幼児教育に関連してのことだ。2021年に自ら王立財団幼少期センターを設立、幼児期が人生に及ぼす影響に関する啓蒙活動をおこなってきた。今回のイタリア訪問もその一環だ。レッジョ・エミリア市は、教育者兼心理学者のロリス・マグラッツィが第2次世界大戦後に同市を拠点に開発した「レッジョ・エミリア・アプローチ」という幼児教育で知られている。ロリス・マグラッティは学習困難児と関わるなかで、各人の違いを尊重する教育哲学を築き上げた。それは「子どもは有能で創造的であり、自ら積極的に知識を構築することができる」という革新的なビジョンに基づいている。この教育法は今日、ますます多くの保護者、教師、教育者の支持を得るようになっている。

ケンジントン宮殿の広報担当者によると、レッジョ・エミリア・アプローチを深く学ぶための「今回の訪問を皇太子妃はとても楽しみにしていた」とのこと。これは、皇太子妃のもうひとつの関心事である「自然」を同アプローチでは幼児教育の中心に据えているということもある。ケンジントン宮殿は声明のなかで、今回の訪問は「王立財団幼少期センターが国際的な発展をするうえで重要な一歩となる」とも述べた。訪問は「幼児とその養育者を支援するための世界中の優れた方法を学ぶ」ことを目的としている。ウェールズ公妃がこの訪問を楽しみに思っていたのと同じくらい、訪問先の人々もそのような目的で来てもらえることを誇りに思っている。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr)