キャサリン妃とウィリアム王子、結婚15周年。ロイヤルウエディングを19枚で振り返る。
今年、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は結婚15周年を迎えた。数々の著名人が集い、華やかなファッションで彩られた記念すべき結婚式を振り返る。

結婚15周年は水晶(クリスタル)婚式と言う。15年前のイギリスで、現代の王室を象徴する結婚式のひとつ、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の婚礼が祝われた。英国ロンドンのウェストミンスター寺院での壮麗な式典を目にした人々は、1981年のチャールズ皇太子(当時)とダイアナ妃の結婚式を想起しただろう。こうして2011年4月29日、多くの来賓、そして約20億人のテレビ視聴者が見守る中でついに「誓いの言葉」が交わされたのだった。
多くの王室ファンや評論家はこれを「世紀の結婚式」と呼んだ。キャサリン皇太子妃が着用した華やかなウェディングドレスもその呼び名にふさわしいものだった。高級な「コドリー・レース」をふんだんに使って仕立てられたサテンのドレスは当時アレキサンダー・マックイーンのクリエイティブ・ディレクターであったサラ・バートンのデザインによるもの。そして旧姓キャサリン・ミドルトンの頭に輝いていたのはカルティエの「ヘイロー」ティアラだった。この由緒ある作品は900個近いダイヤモンドが使われており、エリザベス女王から貸与されたものだ。ロマンティックな装いを完成させる長いトレーンを持っていたのはブライズメイドのピッパ・ミドルトン。キャサリン皇太子妃の妹だ。
ピッパ・ミドルトンもサラ・バートンのドレスを着用しており、体にぴったり沿うシルエットのドレスは花嫁の姉に劣らないほど注目を集めた。翌日には世界中のメディアが報じたほどだ。一方、ウィリアム皇太子がまとっていたアイリッシュ・ガーズ連隊の赤い制服は、この式典の厳粛さを語っていた。
華やかな来賓
歴史に残る結婚式招かれた来賓は新郎新婦に敬意を表し、最高におめかししてやってきた。ひときわ目を引いたのは、娘ハーパーを妊娠中だったヴィクトリア・ベッカムで、クリスチャン・ルブタンの超ハイヒールを履いて登場した。また、エリザベス女王が着用していたバターイエローの装いも印象的で、当時としてはあまり見かけない色だった。ちなみにこの色は昨年、トレンドカラーのひとつとして復活している。ウィリアム皇太子のいとこであるヨーク公女ベアトリスも、縦型のリボンをあしらったカクテルハットで話題を呼んだ。
この帽子は当時、恥ずかしいファッションの見本として取り上げられ、広く嘲笑の的となったが、思いがけない運命をたどることになる。最終的にはチャリティーのためのオークションで約9万3600ユーロという高値で落札されたのである。こうした数々の印象的な場面やエピソードを通じてこの特別な一日は15年後の今もなお、私たちの記憶に鮮やかに刻みこまれている。
英国ロンドンのウェストミンスター寺院でのウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の結婚。
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: Axelle Dusart (madame.lefigaro.fr)