ダイアナ妃へのオマージュ？ キャサリン皇太子妃とシャーロット王女、公式行事で揃いのドレスで登場し話題に。

イギリスで毎年恒例の伝統行事、トゥルーピング・ザ・カラー2025が開催され、出席したキャサリン皇太子妃とシャーロット王女の同系色の服に注目が集まった。

トゥルーピング・ザ・カラー2025のパレードが6月14日にロンドンで催された。今日の服はきっと母娘で入念に打ち合わせたのだろう。ウィリアム皇太子、ジョージ王子、ルイ王子と同じ馬車に乗ったャサリン皇太子妃とシャーロット王女は共に明るいブルー系の服で登場し、ひときわ目を惹いた。キャサリン皇太子妃が着用していたのはキャサリン・ウォーカーのウールコートドレス「ブリア」だ。キャサリン・ウォーカーはかつてダイアナ妃がひいきにしていたことで知られる。

キャサリン皇太子妃は意図的にこのドレスを選んだ節がある。1992年にインドのニューデリーを訪問したダイアナ妃は似たようなデザインのキャサリン・ウォーカーの服を着ていた。皇太子妃は夫の亡き母を偲んで今回のドレスを選んだと言われている。シアンブルーと白のドレスにキャサリン皇太子妃はジュリエット・ボッテリル・ミリネリーの帽子を合わせた。シャーロット王女の服もブルーだが、もう少し明るい色あいの軽い素材で春らしいスタイルだった。母娘は、眩しい日差しを浴びながら、パレードの馬車に仲良く座っていた。

いたずらな風

キャサリン皇太子妃とシャーロット王女の向かいにゆったりと座っていたのはジョージ王子とルイ王子。ふたりともスーツに赤いネクタイを締めて、パレードを見る人々に手を振っていた。7歳になった末っ子のルイ王子は前歯が数本欠けているのも気にせず、ニコニコと笑顔を絶やさなかった。晴天だったが、キャサリン皇太子とウィリアム皇太子の息子2人はいたずらな風に髪をくしゃくしゃにされたようだ。一方で、キャサリン皇太子妃とシャーロット王女の髪の毛は一本たりとも乱れなかった。

From madameFIGARO.fr