リカルド・ティッシ、ジバンシイのディレクターを退任!

Fashion

リカルド・ティッシが、ジバンシイのアーティスティックディレクター職を契約満了の1月31日に退任したというニュースで、業界に激震が走っている。


ファッション業界紙『WWD』紙によると、リカルドはLVMHグループが所有するジバンシイとの間の契約を更新しなかったという。
「私は、ジバンシイというメゾンとその素晴らしいチームに対して、とても強い愛情を持っています。またLMVHグループおよびベルナール・アルノー氏には、私の創造力を発揮できるプラットホームを長年にわたり与えて下さったことに、深く感謝しています。今後の私は、自分自身の関心と情熱に力を注ぎたいと考えています」と、ティッシは同紙の取材に答えるとともに、自身のジバンシイのための最後のデザインが、2017年秋冬メンズコレクションおよび秋冬オートクチュールのラインだったことを明らかにした。

一方、LMVHグループの会長兼CEOを務めるアルノーは、ジバンシイに対するティッシの貢献に対して次のように感謝の念を表したという。
「リカルド・ティッシが、過去12年間にわたりジバンシイで築き上げた歴史の一章は、ジバンシイがこれから先も成功し続けるための素晴らしいヴィジョンに満ちたものでした。ティッシ氏には、彼のジバンシイへの核心的な貢献に対して、温かい感謝の気持ちを捧げます」

ティッシの後任に関しては、ジバンシイからまだ何も発表は出ていない。しかし、ティッシの退任に伴い、ジバンシイは夏のパリファッションウィークでのコレクションショーを今季は取りやめると同時に、2017秋冬のウイメンズに関してはインハウスでデザインを進め、バイヤーたちをパリショールームに招待して披露することになると見られる。

少しダークな雰囲気を醸し出すエッジの利いたデザインで、12年間でジバンシイに新しい世代のファンを多くもたらしたティッシ。ビヨンセ、ジュリア・ロバーツ、カニエ・ウェストなどセレブリティのための特注ウエアもデザインしてきた。

ジバンシイからティッシが去ったことにより、彼が次はヴェルサーチに向かうのではないかと先月一部で伝えられていた憶測が、一気に現実味を帯びそうだ。ヴェルサーチの創始者である故ジャンニ・ヴェルサーチに対する尊敬を、ティッシはこれまで何度も語っており、同ブランドを現在率いるジャンニの妹ドナテラとも、個人的に親しい仲だ。

©︎Cover Media/amanaimages

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/170206-riccardo-tisci.html