パリ、アートの贅沢。通りすがりにフランシス・ベーコンの作品3点を!
ヴァンドーム広場近くのアートギャラリーGagosian(ガゴジアン)は、5月30日までフランシス・ベーコン(1909~1992年)の後期の作品3点を展示している。ヴァンドーム広場とチュイルリー公園をつなぐ道の途中にあり、横長でガラス張りのギャラリーなので通りからでも作品を鑑賞できるし、中に入って信じられないような至近距離で筆致までじっくりと、ということも可能だ。


展示されているのは『Study from the Human Body – Figure in Movement』(1982年)、『Study from the Human Body 』(1986年)、『Man at the Washbasin』(1989~90年)の3点。いずれもサイズは198.1×147.3cmと大型である。これは例えば「部屋の中の3人の人物」(1964年)のようなトリプティックではないが、際立った簡素さという特徴を共有する3点で、こうして並置しての展示は今回が初めてとのこと。洗練された建築的構造と緻密な構図は、ベーコンの表現によるところの「生きた経験の複雑さにアプローチするための一種の略記法」を反映している。



https://gagosian.com/