メゾン マルジェラの新クリエイティブディレクターにディーゼルのグレン・マーティンスが就任。

2025年1月29日、メゾン マルジェラはグレン・マーティンスがクリエイティブディレクターに就任したことを発表した。昨年12月に退いたジョン・ガリアーノの後任として、同ブランドの独自のコードとブランドバリューを基に新章をスタートさせる。

グレン・マーティンスは、1983年ベルギー・ブルージュ生まれ。アントワープ王立芸術アカデミーを2008年に卒業した後、ジャンポール・ゴルチエで研鑽を積み、自身の名を冠したブランドを設立。2013年にはY/PROJECTのクリエイティブディレクターに就任し、昨年退任。2020年からディーゼルを手がけ、ブランドイメージを刷新、進化させてきた実力の持ち主。

「何十年にもわたり世界にインスピレーションを与え続けている唯一無二のブランド、素晴らしいメゾンマルジェラに加わることができ、とても光栄です。そして私に信頼を寄せてくれたレンツォに感謝します」（グレン・マーティンス）

OTBグループのレンツォ・ロッソ会長は「グレンとは数年間を共に働いてきました。彼の才能を目の当たりにし、彼の能力を知っています。メゾン マルジェラを創設し、ユニークな『アーティザナル』ラインを確立したマルタン、そしてメゾンを世界で最も気鋭なクチュールハウスへと押し上げたジョンに続き、３人目のクチュリエがメゾンの指揮を執ることを誇りに思います。マルタンと同じくアントワープ王立芸術アカデミーで学んだグレンは、すでにクチュールにおいてその手腕とビジョンを示しています」と語っている。