
大切な一着として、次の世代に伝えたい服。
おしゃれ好きなもので......
気持ちも障り心地も、優しい気持ちになる、
そんな洋服ブランドに出合いました。
ヒンディー語でレースを意味する「Pheeta(フィータ)」というブランドです。
19世紀初頭のボビンレース機から作られる希少なリバーレースをあしらったドレスやパンツ、そして、ひとつひとつ丁寧に紡がれたレースのファーのようなアウター。
リバーレースを作ることができる機械は世界でも台数が限られており、「フィータ」ではこの編み機を使うインドの工場でアイテムを制作しているそう。
ブランドのコンセプトは「繋ぐ服」。
絶やしたくない世界の技術や次の世代に引き継ぎたいもの、
ファッションを通して、価値観や生き方、人と人を「繋ぐ」。
そんなブランドです。
「鱗ですか?」と突っ込まれるようなビジュー付きコートを着てみたり、柄オン柄のコーディネートを楽しんでみたり……。私もさまざまなスタイルのファッションが大好きです。
でも、ここ最近、ハンドメイド、手仕事、エターナルという言葉に、より一層惹かれます。
そして、大切な一着として引き継げる洋服、そんなコンセプトにぐっときたのです。
洋服が破損した場合には、リペアはもちろん、染め直しもしてくれるそうです。
「フィータ」は2019年の春夏シーズンより始動します。
編集IGA