caoの心の育て方。

春に苦いものを食べる理由は?

caoの心の育て方。

さまざまなものとのコミュニケーションが得意なcaoさんによる連載。毎回いろいろなテーマでお届け中。今月は春を迎える前のお楽しみについて。2回目は苦い食べ物の話です。


こんにちは! caoです。

春を楽しむという2月のワードで、今週は“いただく”ものについて。


いただく、とはな~んだ?

口や鼻、肌からいただくもの、なーんでも。

なのですが、今回は春を楽しむのもいろいろですから、春に芽吹くものくくりで勝手におしゃべりをしてみます。

 

ひとりで、ん~微妙に……ひとりじゃないけれども……
直接おしゃべりができないって、つまら~んっっ

直接会っておしゃべりできることも、文字をしたためることも、それしかできない中では窮屈、めげる、落ち込む、不貞腐れる……


で、ハッと思います。

結構、わたしは贅沢を知っているんだなぁ~と。


そしたら無性に欲が出て、いま知っている贅沢なんざぁ、たかが知れているじゃないか‼

それに、飽きるほど文字と接してきたっけ??
まるでってくらい文字さんとお付き合いしたことがない……


ならば、んッ、ちょっとだけ仲良くなりたいかも~♪

な~んて堂々巡りの独り言を楽しむ……、これも好き。


さぁ雑談は終わりにして、今週もどうぞよろしくお願いします。


雑談止めろー‼ って言われても、テーマを決められちゃうと、身動きがとれなくなっちゃうのよね。

あれ、悪口ではなくて、わたしが苦手って話ね。

だからお許しを(^∧^)

 

春に芽吹くものは、ちょっと癖のあるものが多い。

いわゆる、“アク”。

身体を整える大切な役割をしてくれるのですが、その“アク”が最近はなくなってきていて、残念。

俗にいう“アク”が少なくなっても、変わりに違う“アク”がある。

どっちにしても、“アク”はある。
ゼロにはならないのだよね。


春を迎える前の山菜や薬草を口にする時、アク抜きをしますよね。

身体に負担がかからないようする、“アク”を取る知恵ってすごい‼

ほぼ全員が大地から食材をいただいていた頃の私たちは、アクの使い方、捨て方を得て、いまに繋いでくれています。

動物は体内で毒を排除することができるものもいる。

生きる力は力強い‼

口からいただくものは、身体を維持するための栄養になるから、責任を持っていただきましょうね!

栄養が満ちると心が満たされる。

心が満たされることは、空腹が満たされるからではない。


じゃあ、何かな?

考えてみるのも楽しいよ。

ときには“アク”も口にして、軽やかにでも、したたかにでも何でもいい、生き抜く力を備えよう。

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cao

いつからか動物や植物など、言葉を使わないコミュニケーションが得意(なのか?)。そんな風になんとなく毎日を楽しんでいるちっぽけな光の欠片。
Instagram:@cao.yuru

illustration : MARIKO ENOMOTO, photo : cao

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