<MILANO>

ひとり旅、レストランでの思い出と少しの心残り。

Lifestyle

旅好きなモデルのemmaによる連載「See the World」。初のミラノで体験した、ひとり旅ならではの出来事とは?


前回に引き続き、今月もイタリア・ミラノでのお話です。

レストランでの出来事。

雑誌の編集者さんにおすすめいただいて、
日本人にも有名な、可愛くてイタリアらしいレストラン「La Latteria」へ。
ミラノのファッションウィークではみんな行くらしい。
レモンパスタが絶品と聞いて、今回行ってみることに。

Googleマップで口コミを見ると、
「営業時間よりも早い時間から開店している」
と、書いてあったので19:30のオープンめがけ19:10にお店に到着。
そしたらお店はもう既に満席!

お店の方が「2人用テーブルがあるので、相席してほしい」と。
ひとり旅ではよくあること。
でも、ひとりの時は黙々と食べたい性格の私は、相席は結構苦手で緊張しちゃう。
おや? しかも向かいに座っているのは日本の方かも。
相手が私の存在に気付く気付かない云々よりも、
シャイな私には、その状況自体が耐えがたいものでした。笑

相席した方は、控え目で優しそう。
お互い探り探り、拙い英語でコミュニケーションを取り、テーブルの真ん中にドンっと置かれたパンの種類が色々あったのですが、
こちらに気を遣ってくれて、どれを食べますか?と聞いてくれたり。

私は恥ずかしさのあまり、室内なのにサングラスを取れず、
でもせっかく来たかったレストランだし……ミラノにはなかなか来れないし……と、いろいろ葛藤を続けながら黙々と食事をしました。

自分で言うのもなんですが、私は社交的な部分もあるけど、ゾーンに入ると一気に殻に閉じこもる。
これは自分の直したい部分で、まさにこの時は殻に閉じこもっていましたが、
あの時、相席した方と話してみればよかったなとちょっと後悔しています。

食事はとてもおいしかったけど、緊張感で完全には堪能できなかった。笑
でもお店を出た後、なんだかさっきまでの状況がじわじわとおもしろくなってきて。

こういう、正直どうってことない思い出がずっと頭に残ったりもする。
誰かと旅をする楽しみとはまたちょっと違う体験。

コロナ明けに久しぶりにひとり旅をして、
あ〜こういう感じだったな!と、
止まっていた3年間が一気に動き出すような感覚すら覚えました。

また次はどこでどんな経験ができるか、
いまから楽しみです。

 

emma.xxx

モデルとして数多くのファッション誌でカバーを飾る傍ら、ファッションショー、テレビなど各メディアで活躍中。
インスタグラムでは独自の世界観、ファッションセンスを垣間見ることができる。ファウンダー兼ディレクターを務めるプライベートブランド「ER(イーアール)」も注目。
2025年4月18日(金)には待望の書籍、第2弾センスブック『HERE I AM』(SDP)が発売に。
@okss2121
@_er_offi

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/emma/230815-milano-02.html