セリーヌのスカーフで新フレンチシックな装いを。【新名品図鑑#2】
デザイナー交代を機に、各メゾンの長い歴史を持つ名品がアップデート。ブランドの現在地を映し出す、永く愛せる新作アイテムとは? 今回は新しいフレンチシックを描き出す、色鮮やかなセリーヌのスカーフをご紹介。
セリーヌのスカーフ
鮮やかな原色アイテムが随所にちりばめられたマイケル・ライダーのデビューコレクション。フレッシュな色合わせ、日常的に取り入れたいと思わせる無数のスタイリングのアイデアが軽やかな高揚感をもたらす。トリオンフやサルキーといった往年のモチーフを再解釈し、伝統を受け継ぎながら新しいフレンチシックを描き出す。その世界観を象徴するのが、装いをプレイフルに彩るスカーフだ。

- 1960~70年代のメゾンのアーカイブから着想を得て、ベルトを組み合わせた大きなトリオンフを象ったユニークなアートワーク。72年に誕生したふたつのCを組み合わせた“トリオンフ”は、パリの凱旋門近くでセリーヌ・ヴィピアナの車が故障した際に門を囲むチェーンが目に留まったことからモチーフ化された。
- 自転車部品のモチーフの中にジュエリー要素がミックスされた、手描きニュアンスが愛らしいデザイン。
- 1966年にアメリカの馬車彫刻から着想を得て誕生した“サルキー”モチーフが大きくあしらわれた一枚。セリーヌの夫のリシャール・ヴィピアナが愛した二輪馬車(サルキー)を馬に引かせて行う繋駕速歩競走(ハーネスレーシング)に因んでいる。
- 1971年に誕生した、“C”とサルキーモチーフを組み合わせたセリーヌ初のモノグラムパターン。濃淡の異なるブルーの地色に4分割されている。
セリーヌ ジャパン
03-5414-1401
https://www.celine.com/ja-jp/home
- photography: Takehiro Uochi (TENT)
- styling: Michie Suzuki
*「フィガロジャポン」2026年4月号より抜粋