いま再び熱い、 ヴィンテージショップに行こう パリのアップサイクルなヴィンテージショップ。

古きよきものを愛でる文化に加え、環境問題に対する意識の高まりも相まって、パリではヴィンテージものの選択肢が増えている。今回は、買い付けたアイテムにひと手間加える“アップサイクル”に力を入れている雑貨店をご紹介。 

キッチュなアイテムで、ユニークな彩りを添えて。

Jermène
ジェルメーヌ

昨秋、女性ふたりが始めたカフェ併設ショップ。従来のヴィンテージの印象を変えようと、1970年から80年代を中心に買い付けたアイテムにひと工夫加えて販売。ビビッドカラーに塗り替えたオブジェや、古布クッションなど、空間をユニークに彩るヴィンテージを提案している。

モダンなアップサイクル家具も豊富。　　

70年代のレトロなテーブルウェアが人気。

ポット38ユーロ、塗装した南仏のマリア像各44ユーロ〜、オパリン花器95ユーロ、プレート6枚121.50ユーロ、キャンドル各16.99ユーロ、古布のナプキン各10ユーロ、マグカップ各12ユーロ

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バイヤーやプロが注目!洗練された世界観。

AXS Design
アー・イクス・エス・デザイン

元デコレーターのオーナーが生み出す斬新なアイテムに出合えるお店。絵画やオブジェにコラージュを施したり、昔の壁紙を忠実に再現するブランド、アントワネット・ポワソンとコラボするなどアップサイクルに注力。モダンに生まれ変わった一点ものが、洗練された空間を演出する。

中央の卵顔オブジェ各110ユーロ〜、カトラリー5つセット30ユーロ〜

家具からうつわ、カトラリー、花器まで、年代やジャンルを問わず、状態の良い美しいヴィンテージを揃える。

アンントワネット・ポワソンのドミノペーパーをヴィンテージの額に入れて唯一無二のアート作品に。各90ユーロ〜

●1ユーロ＝144円（2023年4月現在）
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の０を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。　
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅、Ⓣはトラムの駅を示しています。　
●掲載店の営業時間、定休日、商品・料理・サービスの価格、掲載施設の開館時間や開催時期などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。

＊「フィガロジャポン」2023年5月号より抜粋