
パリ2区、グルメ通りの伝説ブルドッグ
いぬパリ
新年明けましてフライドチキン大好き、吉田パンダです。今年もよろしくお願いします。さてマダム、こちらただのフライドチキンではございません。ひと口食べればわかる柔らかさ! それもそのはず、ブルターニュのリボミルクに漬け込んで、ミルキー&ジューシーになったチキンを使用しているからなんです。
そんなフライドチキンが食べられるのはパリ2区、フレンチー・トゥー・ゴー。いまだに予約の取りづらいレストラン・フレンチーと同じ通りに、数年前に作られたファストフード店です。
オマール海老サンド。これもおいしいですが、オススメは断然パリNo.1のフライドチキン(吉田パンダ調べ)。こだわり食材を使ったファストフード店、レストラン以上に気に入ってます。
そんなベストフライドチキンやおいしいレストランがあるのが、食いしん坊には伝説となっているニル通り。
なぜなら、レストラン「フレンチー」を皮切りに、そこに食材を卸していたシェフ御用達食材業者、Terroir d’avenirが同じ通りに八百屋、魚屋、肉屋を並びでオープン。さらに最近は同系列のブーランジュリーも開店し、そのほかフロマジュリー、コーヒー、ワインカーブも。10年の間にビストロやワインバー、こだわりの食材店がわずか50mほどの小さな通りにひしめくように密集しているからです。
さらにさらに、いまなら何と同じ通りにもう一店、チョコレート屋さんまで付けちゃいます←テレビショッピングじゃないよ。2019年9月にオープンしたショコラトゥリー「プラック(PLAQ)」。そもそも、ここでチョコを買うためにニル通りに立ち寄ったんでした。詳しくは下記の大村真理子さんの記事を読んでいただくとして、このお店のチョコも素晴らしい。板チョコはすべて試食ができるので、ぜひ試してみてください。ひと口食べれば、誰かに話したくなる鮮烈な香り。バレンタインデーはこちらのチョコでお願いします。
さて、そういえばテーマは犬でした。パリ屈指のグルメ通りにて、伝説のブルドックと遭遇。
ニル通りのご近所に暮らす、ブルドッグのスポッティとミシェルさん。数カ月間旅行で家を空ける友人に代わり、スポッティを預かっているそうです。
「ワイが、、、」
「伝説のお留守番犬や!!」
愛嬌満点のスポッティ。どの辺が伝説なんだか、よくわかりません。
「伝わらんかったか、、ショック、、」
顔はいかついけど、心は乙女なブルドッグ。ミシェルさんいわく「彼ほど世界平和を望んでいる犬はいないわ」
「そう、喧嘩はあかんで」←なぜか関西弁。
だよね。どこまでも優しく、人懐こいスポッティでした。
最後にもうひとつ。「それ、可愛いピアスですね」とミシェルさんに話していたら、耳を飾るは何と本物のマシュマロ。切ってクリップで止めて、ピアスにしているんだそう。グルメストリートだけに、お腹が空いたらおやつにできますね。伝説通りのブルドッグをご紹介しました。次回の更新もどうぞお楽しみに。