Parisienne file vol. 47 イゼ・マズッティ/イラストレーター

パリジェンヌが選ぶ、夏のダークトーン。

パリジェンヌファイル

リに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、イラストレーターとして活躍中のイゼが登場。前回のシャツの着こなしに続いて、夏のダークカラースタイルを披露してもらいました!

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1年を通じてダークカラーのファッションが好き。特に夏はブラックやマリンブルーのスタイリングが多くなるというイゼ。黒や紺を着ているとピリッと背筋が伸びるような気分になるというのが理由です。だから、夏になると彼女のクローゼットには、コットンのミニドレスや、黒のTシャツにシャツ、そしてプリーツやフレアースカートなどダークなアイテムが並びます。肌触りのいいコットンや、ふんわりとエアリーなデザインを選んで、暑さ対策も考慮。ブラックスタイルの決め手は、シューズです。
「真夏でもサンダルは履かないわ。足元はコレクションしているDr.マーチンか、ブーティ、もしくはスニーカーオンリーなの。メンズっぽいデザインの靴で、ミニドレスやスカートに辛口なコントラストを加えるのが私のこだわりスタイルよ」

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背筋が伸びる、夏のダークトーン。

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ラルフ ローレンのメンズジャケットは、トラッドなデザインがお気に入り。北マレのポップアップ・ヴィンテージショップで見つけたものだそう。ウィークデイのボーダーにカットオフしたリーバイス、Dr.マーチンでボーイズライクにスタイリング。

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この夏に買ったばかりのミニドレスは、H&M。パフスリーブやイレギュラーなヘムラインのキュートなデザインには、&アザーストーリーズのミニバッグとDr.マーチンを合わせて。

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普段は柄物を着ないイゼが、この夏ヘビロテしているのがヴィンテージのドット柄スカート。少し季節を先取りして、&アザーストーリーズのボンバージャケットとTシャツでレトロなコーディネートに。

Ysé MASUTTI
イタリア人の父とフランス人の母を持つ、パリ14区生まれの23歳。パリ15区の美術専門学校エコール・ドゥ・コンデでイラストを学ぶ。卒業後は、フリーランスのイラストレーターとしてキャリアをスタート。パリのガイド本『Le Guide du Parisien Curieux』でイラストを担当し、すでに3冊出版。現在4冊目を準備中。
Instagram:@ysemasutti
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos : AYUMI SHINO, réalisation : HIROKO SUZUKI

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