ウブドの自然に包まれて'デザイン・ピクニック'はいかが?

Lifestyle

 日本でも人気の高いバリ島の中央部、椰子の木やライステラスに囲まれた緑多い地区ウブド。ウブドは、30年以上も昔から西洋の芸術家たちが移り住み、今なおバリ・ヒンドゥーの神が宿る神秘的な地区として知られています。「アリラ・ウブド」は、ウブド地区の伝統的なバヤンガン村に位置し、渓谷沿いの急斜面の上に立っています。


早朝から夜まで、人気のインフィニティプール。


ウブドの緑に包まれる閑静なヴィラ。

 ’アリラ’は、サンスクリット語で’驚き’を意味するといいます。初めて訪れたゲストは、きっとこのロケーションの素晴らしさや、大胆な施設造りにも大いに驚かされることは間違いありません。眼下を流れるアユンの渓谷美もさることながら、その水の音が、まるでBGMのようには私たちを癒してくれます。

 
木造ヴィラの温もりのある寝室

ヴィラのバスルーム

 リゾートコンセプトを尋ねると、即座に「デスティネーション・エクスペリエンス」と答えが返ってきました。「あなたがもし、美しいライステラスの真ん中で食事がしたいとお望みなら、そこに食事を運びましょう。海辺で何かをしたいなら、それもアレンジ可能です。ドライブ、トレッキング、アクティビティ…可能な限り、何でもかなえて差しあげましょう」と、レジャー・コンシェルジュがいざなう’デザイン・ピクニック’の数々はさすがです。

 バリ伝統様式のメインダイニングでは、バリ伝統料理やインターナショナル・メニューが揃い、料理の美味さは感激ものでした。オーガニック野菜や肉など、ローカル素材が基本という地産地消を心がけた素材を用いて調理される数々の料理は、毎回の食事が本当に楽しみなほど。朝食のバリ風お粥「ブブルアヤム」もヘルシーで最高です。


郷土料理のほか、インターナショナルキュイジーヌも揃うプランテーションダイニング。

 そんなリゾートの前身は、’96年にオープンしたGHMグループの「チェディ」でした。時を経て’02年4月、今の「アリラ・ウブド」に変わり、環境に配慮されたラグジュアリィ・リゾートとしてデビューしたのです。バリ島は日本から近い場所とは言えませんが、それでも「疲れたらまたここに来ればいい」と思いながら、後ろ髪を引かれる思いでチェックアウトとなりました。(KS)


Alila Ubud(アリラ・ウブド)
Desa Melinggih Kelod
Payangan, Gianyar 80572
Bali Indonesia
☏(+62)361-975-963 Fax(+62) 361-975-968
日本の連絡先/アリラ・ホテルズ&リゾーツ日本事務所 ☏03-5367-2655
部屋数/64室
料金/スーペリアルームUS$.260~、デラックスルームUS$295~、ヴィラUS$545~(シーズン料金有)
http://www.alilahotels.com

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/bon-voyage/post-74.html