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すでにクリスマスムードに包まれるロンドン。そんななかバッキンガム宮殿は、その歴史上初のクリスマスショップを1月5日までオープンした。場所は宮殿南側のバッキンガムパレス・ロードに面するロイヤル・ミューズ内。
会場となる元厩舎だったという細長いスペースには、プレゼントに最適な品々や年末年始のテーブルを彩るアイテムやフード、ドリンクが所狭しと並ぶ。これらはどれも、王室所有の宮殿や城を管理・維持するロイヤル・コレクション・トラストがクリスマスプレゼント用に厳選したアイテムだ。
12月13、19、20日には園芸チームたちによるポインセチアやシクラメンなど、この季節ならではの鉢植えの販売も予定されている。
また、ホットドリンクやスイーツなどが楽しめる「カントリーヤード・カフェ」もあり、ショッピングの合間にひと息つけるのもうれしい。
実は今年のロンドンでは、AIで作成された画面とともに宮殿正面から一直線に伸びるストリート、ザ・マルにクリスマスマーケットが建つという誤情報が広く拡散されていた。実際にマーケットは存在しないけれども、このロイヤルミューズのショップでホリデーシーズンを満喫したい。
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実際に訪れてみて、どれも魅力いっぱいの品々から特に気になる品を5つ厳選。大切な人や、あるいは自分自身へ。なにかと人が集まる季節のお土産にしてみては？
01. ミニ・バッキンガムパレス・ドライジン
左からロイヤル・ウィンザー・ピンクジン。バッキンガムパレス・ドライジン、パレス・オブ・ホリーロードハウス・ドライジン 各18ポンド
宮殿内の庭園で育った12種類のボタニカルを使用して作られたドライジンのミニボトル。ウィンザー城のラズベリーでインフューズされたロイヤル・ウィンザー・ピンクジン、王室の薬草園の植物で作られたパレス・オブ・ホリーロードハウス・ドライジンもおすすめ。
02. ウィンザーキャッスル・ガードマン・ベア
おなじみの真っ赤なジャケットがスマート！19.96ポンド
衛兵のユニフォームを着用したキュートなテディベア。リサイクル素材を使用して作られている。
03. ロイヤルガード・パジャマ
2歳から7歳までのサイズを取り揃えている。20ポンド
パレスの衛兵をプリントした、子ども用パジャマ。
04. ハーマジェスティーズ・キッチン・マグカップ
クリーム色の地にブルーでシックなデザイン。30ポンド
シリアルボウル、トーストプレート 各30ポンド
ウィンザー城のグレートキッチン内で使われている食器をインスピレーション源に作られた「プロパティ・オブ・ザ・ロイヤル・キッチン」コレクションのマグ。同シリーズのシリアルボールやトーストプレートなどもある。
05. イーストウィング・フェザン・デコレーション
手仕事の美しさが際立つ。24ポンド
宮殿内のイエロードローイングルームとセンタールームの壁紙に描かれたキジをモチーフに作られたクリスマスデコレーション。ツリーにはもちろん、テーブルセッティングに活用しても。
開催期間：11月14日（金）〜1月5日（月）
開催場所：The Royal Mews, Buckingham Palace, Buckingham Road,
Victoria, London SW1W 0QH
営）10：00〜17：00
※12月25、26日を除き1月5日まで無休
在イギリスライター。憂鬱な雨も、寒くて暗い冬も、短い夏も。パンクな音楽も、エッジィなファッションも、ダークなアートも。脂っこいフィッシュ＆チップスも、エレガントなアフタヌーンティーも。ただただ、いろんなイギリスが好き。
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