キャサリン妃、ドレスにエリザベス2世への敬意を込めて。
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する
「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。
データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
故エリザベス女王の生誕100周年に、キャサリン皇太子妃を含むイギリス王室メンバーがバッキンガム宮殿で集合した。ライラック色のドレスでエリザベス2世に敬意を表した。

この日のバッキンガム宮殿は女王の思い出にあふれていた。王宮のみならず、イギリス中がエリザベス女王生誕100周年を祝うムードに包まれていた。2022年9月8日に96歳で逝去した女王はおよそ70年にわたり国を統治した。これは英国史上最長の在位期間である。その生涯をたどる公式伝記も近々刊行される予定だ。
SNS上ではこの日、長男のイギリス国王チャールズ3世が感動的なスピーチを寄せ、女王は「永遠に私たちの心の中に生き続ける」と語った。イースターから公の場に姿を見せていなかったウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃も参加してバッキンガム宮殿で祝典パーティーが開かれた。ここには家族の枠を超えて広く招待客が集まり、各種団体の代表者や、同じく4月21日生まれの100歳の来賓3名も顔を見せた。
エリザベス女王の色彩豊かなファッション世界へのオマージュ
この日のキャサリン皇太子妃はエミリア・ウィックステッドのライラック色のドレスを選んだ。七分袖にラウンドネック、フレアスカートはふくらはぎ丈で、王族にふさわしい気品のあるドレスだ。足元には、ラルフ ローレンのCeliaパンプス。ヌードカラーが脚長効果ををもたらすこの一足をキャサリン皇太子妃は今月初め、ウィンザーのセント・ジョージ礼拝堂で行われた伝統的なイースター礼拝でも着用していた。ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の母はドレスに合わせるジュエリーとして、王室に受け継がれている宝飾品の中からエリザベス女王も使っていたバーレーン真珠のイヤリングと3連パールネックレスを選んだ。エリザベス女王への敬意を表した装いを完成させる、洗練のディテールだ。
実のところ、今回キャサリン皇太子妃のドレスがライラック色だったのはちゃんと理由がある。エリザベス女王は華やかな色を好み、とりわけパステルトーンを愛用していたからだ。生誕100周年に合わせてバッキンガム宮殿のキングズギャラリーで開幕した「エリザベス女王のスタイルと人生」展でもそれは見て取れる。約200点が展示される同展は、これまで開催されたエリザベス女王のスタイルに関する展覧会の中でも最大規模かつ最も充実したファッション回顧展である。この企画は、歴史に名を刻んだ女王の生誕100周年を祝うため、年間通じて企画された数々の催しのひとつだ。
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- text: Axelle Dusart (madame.lefigaro.fr)