【パリの可愛いもの】いま気になる! 感度の高いショップのロゴアイテム5選。

Paris

パリ在住編集者の鈴木桃子が見つけた「パリの可愛いもの」連載。第二弾は、パリの街で注目される感度の高いショップのロゴアイテムにフォーカス。


いま、パリでは、気鋭のクリエイティブチーム・ギフトショップが、老舗レストランやホテルのオリジナルグッズを蘇らせている。小さな個店でも、ロゴ入りのオリジナルアイテムを展開する動きがトレンドに。 話題のカフェやセレクトショップ、アートブックショップまで、私的に通うお気に入りショップで見つけたロゴアイテムを紹介。フーディやTシャツ、キャップなど、気軽なパリ土産としてもぴったり!

1.ポール・ベール

名物ビストロと注目のクリエイティブチームが作るグッズ。

パリのビストロの象徴的存在であるポール・ベール。1997年、オーナーのベルトラン・オーボワノが精肉店を買いつけてビストロに一新。旬の素材を使った日替わり料理が黒板に手書きで記載されているのも味わい深い。フレンチフライを添えた牛肉フィレのステーキ、デザートのパリ・ブレストやふわふわのスフレが名物だ。

このビストロのオリジナルグッズを手がけているのが、2023年にスタートした注目のクリエイティブチーム、ギフトショップだ。ビストロやホテル、バーなど、パリのアドレス50軒以上と協業し、オリジナルのグッズを制作している。歴史ある店ほど新しい挑戦には慎重になりがちだが、彼らの話を聞いて最初に協業を受け入れたのが、ポール・ベールのベルトラン・オーボワノだったという。ギフトショップは、今年1月にパレ・ロワイヤルに初のショップを構えたばかり。

Tシャツやフーディ、キャップなど、控えめなロゴを入れたアパレルグッズは、シンプルで洗練された雰囲気。ビストロで実際に使っているプレートやカップも販売していて、フレンチシックなアイテムが揃う。

問い合わせ先

Bistrot Paul Bert
18, rue Paul Bert 75011 Paris
https://bistrotpaulbert.fr/

Giftshop
8, rue de Valois 75001 Paris
https://giftshop.paris/fr/

2.フォルドゥロル

愛らしいアイスクリームのキャラクターがシンボル。

ワインとアイスクリームを楽しめる人気バー。ワインはナチュールを中心に約700種をラインナップし、アイスクリームは季節のフレーバーが日替わりで登場。定番のオリーブオイルのほか、クリエイティブで多彩なフレーバーが魅力。夏季はテイクアウトに行列ができるほど、大盛況!

このバーのオリジナルグッズも、ギフトショップが手がけている。アイコニックなキャラクターを主役に、スウェットやTシャツをカラーバリエーション豊富に展開。キッズサイズも用意されているので、子どもとお揃いで着るのも可愛い。また、アイスクリームを盛り付けるクープもおうち時間がいっそう楽しくなりそう。

問い合わせ先

Folderol
10, rue du Grand Prieuré 75011 Paris
https://www.folderol.fr/

Giftshop
8, rue de Valois 75001 Paris
https://giftshop.paris/fr/

3.カイエ・サントラル

アーティストとコラボレーションしたグッズを展開。

2021年、レピュブリックにオープンしたブックショップ。世界中のインディペンデントマガジンやアートブックを取り揃え、アート、デザイン、音楽、エコロジー、フェミニズムといったテーマを軸にセレクトしている。アーティストとのコラボレーションやイベントも積極的に展開し、新たなカルチャーコミュニティを育んでいる。

オリジナルグッズの中でも、ショップのキャラクターのスクリーンプリントが施されたキャンバストートは定番。100%コットンのヘビーウェイトなバッグなので、雑誌はもちろん、パソコンや仕事道具を持ち運ぶのにも重宝しそう。また、世界中のアーティストとのコラボレーションで制作したアパレルも展開。背面に「BOOK」の大きなロゴが配されたフーディは、パリのオベイ・アートスペースで開催されたキュレーションプログラムにあわせて、アーティストのケルメスとともに制作した一着。

問い合わせ先

Cahier Central
26, rue du Château d’Eau 75010 Paris
https://cahiercentral.com/

4.キャンドル・キッズ・コーヒー

シンプルで洗練されたバッグをカフェ時間のとおともに。

モダンなカフェがブームとなり、いまや飽和状態ともいえるパリ。似たようなコンセプトの店も増える中で、内装やメニューをこだわり抜いたアーティザンな空気を感じられる店は貴重な存在になってきている。2023年に20区にオープンしたキャンドル・キッズ・コーヒーも、そんな温もりと個性を備えたカフェのひとつだ。木目調のテーブルや棚、壁に飾られたキャンドル、やわらかな灯りのランプが穏やかな空気を演出。コーヒーはもちろん、抹茶や焙じ茶のラテ、焼き菓子も人気。

ドローイングタッチのカフェマークが描かれたキャンバストートバッグは、いわゆるロゴを押し出したデザインとは異なる、控えめで洗練された印象。裏面には、裏面にはカフェの名前とアドレスがしっかりプリントされている。パソコンや本などが入るしっかりとした容量で、クロスボディとして使えるのも魅力だ。日常のカフェ時間をより豊かに導いてくれるはず。

問い合わせ先

Candle Kids Coffee
107, rue des Couronnes 75020 Paris
https://www.instagram.com/candlekidscoffee/

5.ザ・ブロークン・アーム

パリ随一のモードなショップもオリジナルグッズを展開。

2013年に、オンラインマガジンの編集者だった3人によってスタートしたセレクトショップ。リュパブリックのテンプル広場前に位置し、ファッション好きが足繁く通う名店。プラダやメゾン マルジェラといったラグジュアリーメゾンから、新進気鋭のブランドまで、モードなセレクトはパリ随一。服に加え、アートブックや雑貨など、オーナーの審美眼にかなったライフスタイルアイテムも並ぶ。ドリーミン・マンによるスタンドも併設され、コーヒー片手にひと休憩できるのも嬉しい。

ハイセンスなラインナップの中には、ショップオリジナルのロゴ入りTシャツやキャップもお目見え。コットン100%のTシャツはリブ仕様のクルーネックで、身体に心地よくフィットするサイズ感。フロントには住所プリント、バックにはロゴが施され、シンプルながら存在感のあるデザインだ。キャップは、ニュアンスのあるダークネイビーが洗練された印象。パリ土産としてはもちろん、日常的に活躍するセンスが光るアイテムだ。

問い合わせ先

The Broken Arm
12, rue Perrée 75003 Paris
https://www.the-broken-arm.com/fr/

鈴木 桃子

エディター/ライター

パリ在住エディター、ライター。1987年生まれ。早稲田大学在学時、20歳で結婚&出産。出版社勤務を経て、離婚後に渡米。帰国後、2016年よりフィガロジャポン編集部のエディターとして勤務。2022年10月より、パリへ移住し、フリーランスで活動中。