隈研吾デザインのベッドが誕生!世界的名匠による“小さな建築”を自分の部屋に。
旅先のホテルや美術館で出合う、隈研吾の名建築。細い木材を編むように組み上げた繊細で有機的なデザインは、ひと目でそれとわかるほど象徴的だ。そんな世界的建築家の美意識を、なんと自邸の寝室に迎え入れられるという。建築好き、インテリア好きなら見逃せない、まるで“小さな建築”のようなベッドを公開!
隈研吾が考えた、身体を包む“小さな建築”。

今年、創業100周年を迎えた日本ベッドが、記念コレクションとして発売するのが、木製ベッドフレーム「ウッドネスト」。隈研吾建築都市設計事務所がデザインを監修した特別な一台だ。コンセプトは、「身体を包み込む小さな建築」。単なる家具ではなく、心身を預けるための“居場所”として設計されている。
着想源となったのは、小枝を集めて自らの巣をつくる森の動物たち。日本の伝統建築に用いられてきた木組みをモチーフに、細かな角材を緻密に重ねることで、まるで枝に守られた巣のようなフォルムを生み出した。直線的でありながらどこか有機的で、力強さと繊細さが同居する佇まいは、ベッドというよりもひとつの建築作品のよう。

さらに、脚部をマットレスの真下ではなく外側に配することで、重厚な木製フレームが宙に浮かんでいるかのような軽やかさも実現。存在感はありながら、空間を圧迫して見せない絶妙なバランスに、建築家ならではの視点が光る。
主材に選ばれたのは国産のナラ材。自然な木目や色合いは時を重ねるほどに表情を変え、使う人の暮らしとともに味わいを深めていく。木の温もりに包まれながら森の中で眠るような安心感を味わう、そんな睡眠が叶いそうだ。
100年の技術を注いだ最高峰マットレス。
ベッドフレームと合わせて登場するのが、日本ベッドの最高峰マットレス「シルキーレーヌ」。こちらも表地の柄を同事務所が監修し、竹ひごを不規則に編み上げる伝統技法「やたら編み」から着想した、オリジナルの織地を採用している。フレームの木組みと呼応するような陰影のある表情が、寝室全体に美しい一体感をもたらす。

表地には、希少性の高さから“幻の綿”とも呼ばれるシーアイランドコットンを使用。中綿にはカシミヤと国産ウールを贅沢に重ね、内部には同社を象徴するシルキースプリングを備えた。接着剤に頼らず、糸で中材を固定する「ブラインドタフティング」によって、素材本来の柔らかさを引き出しているのも特徴だ。
「ウッドネスト」と「シルキーレーヌ」は、2026年9月中旬に発売予定。ベッドフレームはシングル60万円から、マットレスはシングル80万円からと、まさに一生ものと呼びたい価格だが、毎晩を過ごす寝室に世界的建築家の美意識を迎えられると考えれば、建築やインテリアを愛する人にとっては心を揺さぶられる選択肢。眠るためだけではない、自分を守り、感性を整える“小さな建築”を、わが家に置いてみては。
日本ベッド製造株式会社
https://www.nihonbed.com/
- edit: フィガロジャポン編集部