「ひと目ぼれだった」ニコール・キッドマンが明かす、世界的スターとの運命的出会いの真実。

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イギリス版「ヴォーグ」誌のインタビューに応じたニコール・キッドマンは1990年代の頃、トム・クルーズのためなら自分のキャリアを犠牲にする覚悟があったと明かした。

彼らもまたハリウッドの伝説のカップルと呼ばれた。トム・クルーズとオーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンが出会ったのは1989年、トニー・スコット監督の映画『デイズ・オブ・サンダー』のオーディションの場だった。3年前の『トップガン』の世界的な大ヒットによって彼はすでに国際的なスーパースターだった。彼女は、まだアメリカでは無名の女優でしかなく、生まれ故郷のオーストラリアを離れてハリウッドでのキャリアをスタートさせたばかりだった。当時22歳の女優は、カリスマ性とスター性を備えたトム・クルーズとの顔合わせに気後れしていた。だが会った瞬間にそんなことは頭から飛び去り、ふたりは恋に落ちた。35年が経った今も女優はその瞬間のことを克明に覚えている。「ひと目ぼれでした。ただそれだけ」と、8月13日付のイギリス版ヴォーグ誌のインタビューで当時を振り返った。

結婚したい

ニコール・キッドマンとトム・クルーズは、出会ってから1年後の1990年12月24日、コロラド州テルライドのスキーリゾートで内輪の結婚式を挙げた。ふたりの結婚はマスコミの一面を飾り、若い女優は一躍、注目を浴びることになった。こうした変化を彼女はごく自然に受け止めた。「その頃の私は22か23歳で、夫は映画界の大スター。でもごく自然な成り行きに感じられました」。周囲からは、結婚によって「誰かの奥様」扱いされることになり、キャリアの妨げになると心配された。「みんなから『それにしてもあなたのキャリアにはマイナスよ』と言われたのを覚えています。でも、『そんなことどうでもいい。好きなんだから結婚したい』と思っていたのです」とヴォーグ誌に語った。

その続きは誰もが知っている。ニコール・キッドマンとトム・クルーズは11年間の結婚生活を経て、2000年代初頭に離婚した。離婚を切り出したのは『ミッション:インポッシブル』の主演俳優の方だった。カトリック信者の妻がサイエントロジーへの改宗を拒んだことが理由だった。ふたりの養子であるコナーとイザベラ・ジェーンはその後サイエントロジーの信者となり、母親と縁を切った。教団は母親を「有害な人物」とみなしている。

この出来事でニコール・キッドマンは深く傷ついた。そんな彼女の心の傷をいやしてくれたのは、カントリー歌手キース・アーバンだった。ふたりの間には、2008年生まれのサンデー・ローズと、2010年生まれのフェイス・マーガレットの娘2人が生まれた。だが2026年1月、「和解しがたい相違」を理由にふたりは19年間の結婚生活に終止符を打った。それ以来、スターは再び自由を謳歌しているようだ。娘たちの教育と自分の活動に力を注いでいる。8月14日には、トロイ・シヴァンとチャーリーXCXによる新曲「She’s The Best」のミュージックビデオに登場し、周囲を驚かせた。セクシーな黒の衣装をまとった女優はアンダーグラウンドなクラブで、官能的なダンスを披露している。

From madameFIGARO.fr

※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

  • text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr)