秋のラトビアへ。中世の街リーガで散策と伝統料理、バルト海で琥珀探し!【1枚から始まる旅と私のタカラモノ】
モデル/フォトグラファーMIKIのフォトエッセイ「1枚から始まる旅と私のタカラモノ」。日々、自分へのご褒美と旅が人生のサプリメント。大切な旅の記憶とタカラモノをご紹介します。
今回訪れたのは、秋のラトビア。中世の面影を色濃く残すリーガ旧市街をはじめ、黒パンやキノコ料理など伝統的な食文化に触れるワークショップ、ビーチリゾート・ユールマラのヨマス通り散策や琥珀探しまで、ラトビアならではの魅力を体験。豊かな自然と文化に出会う秋のラトビア旅を、全4回にわたってお届けします。
みなさん、こんにちは!
今日はずっと行きたいと願っていた
北ヨーロッパのラトビア旅をシェア。
>>旅の始まりは準備から。ラトビアへ向かう私のスーツケースの中身と愛用品。
国土面積は北海道の8割ほどの小さな国で
国土の半分が森。
9月のラトビアは気温15℃前後と
とても過ごしやすい。
リーガ空港に降り立った瞬間、
まっ青な空と涼しさに思わず深呼吸。
良き旅のはじまりです。

空港から旧市街まではおよそ20分。
アクセスもいい。
ホテルに荷物を預けてさっそく首都リーガの旧市街を散策。
ホテルから数分の場所には
13世紀創建、ゴシック様式を基調とした聖ペテロ教会があり
佇まいが圧巻!
広場にはかわいらしい露店が並び
ゆるやかな空気感も心地良い。

市庁舎広場に面して建つブラックヘッド会館。
14世紀建造の初期の建物は戦災で焼失したものの、
1999年に完全な形で再建、
彫刻や天文時計、華麗な装飾で飾られたルネサンス様式のファサードが美しい。

リーヴ広場に建つアールヌーボー調の「猫の家」、猫好きには必見!
とんがり屋根の上にニャンコ~!かわいすぎる~。
かつては、裕福なラトビア商人の住む家だったそう。

旧市街はいたるところに中世からの美しい石畳が広がり
歴史の連なりを感じてまるでタイムスリップしたみたい。

バルト三国で最も古い中世の大聖堂のひとつ、リーガ大聖堂。
目の前の広場にはたくさんの人々が
読書をしたりお喋りしたり。
ここで暮らす人々の日常を感じるのも旅の楽しみのひとつだ。

どこを切り取っても素敵な旧市街。
窓枠に扉、番地プレートも絵になるなぁ。

旧市街の運河近くに位置する自由記念碑も見所のひとつで
バステイカルンス公園の南側には国立オペラ劇場がある。
この辺りは緑も多く美しいのでとても癒されます。

リーガの旧市街散策は、自然の美しさと、幾度もの修復を経て守り継がれてきた文化の香り高い町並みの風景、両方を楽しめるのが大きな魅力ね。
ランチは楽しみにしていた「TAPT Taste Latvia」へ。
ラトビアの食文化をまずは知りたくて
リーガを拠点として活動しているクリエイティブユニットTAPT※が催すワークショップに参加。
(※TAPTは料理雑誌「Pie Galda」を発行しているほか、テレビ番組や書籍などの広告などを手掛けている)
こちらのスタジオは新市街にあり、旧市街からは車で約10分ほど。
入店した瞬間、
旬の野菜や食材が美しく盛りつけられたテーブルに釘付け~!
秋の豊富な食材、ラトビアならではの食文化の話を聞けば聞くほど、その見目麗しい食材たちがいっそう愛おしく見えてくる。

ラトビアの飲料をテイスティング。
ビールや薬草酒などたくさんあるなか、
私は黒パンや麦芽を発酵させて作られる微アルコールのKvass(クワス)と
ルバーブのジュースが気に入ったよ。
クワスは香ばしくてやや甘く、ルバーブは甘さ控えめで料理にも合う。

こちらはピーラーギ。伝統的な惣菜パン。
国民食であり、普段のおやつとしてはもちろん
クリスマスや夏至祭などには山のように作られていて
家族で分け合って食べる習慣があるそう。
中に細かく刻んだ豚肉が入ってる、おいしい!

私が楽しみにしていたのが黒パン!
甘みと酸味のバランスがたまらなく美味。
薄くスライスした黒パンに塗ったディルバターがものすごく合うの。
ディルバターはラトビアの定番。これは私も真似したい。

次々とスターター(前菜やおつまみ)が並びます。
厳しい寒さに耐えるための豊富な乳製品やスモークした肉や魚を取り入れて、素朴ながらもボリュームがあるメニューが特徴。


ここまでがスターター!
みんなで少しずつ取り分けます。
素材を生かしたシンプルな味付けで
ディルが大好きな私、どれも好みでした。

カボチャ、トマト、ニンジンのスープ。
自然な甘さにトマトの酸味のバランスが合う。
うつわはラトビアの伝統的な黒陶。素敵!
黒陶のうつわは、釉薬を使わずに粘土そのものの風合いを生かして焼き上げるそう。

メイン料理にもいまが旬の食材が
次から次へと並びます。

特に感動したのはキノコのおいしさ!
このソースは最高においしかったな。
黄色いサヤインゲンのソテーも素材の旨みが口の中で溢れる。
豚の血のソーセージは臭みが全くなくてベリーのソースととても合うの。

メインも少しずつお皿に盛り合わせ、ゆっくり味わいながら堪能。
初日からラトビアの伝統料理に感激の嵐でした。
デザートも素朴なやさしい味わいばかり。
大変おいしくいただきました!

ラトビアの伝統的な食文化に触れながら、豊かな土壌で育った旬の野菜をはじめ、歴史的環境から様々な民族の料理が行き交い、その良い部分が融合してできたのがラトビア料理。そう知ることができました。
この土地の風土や歴史への理解を深める充実したワークショップでした。
こちらで出版されている料理雑誌「Pie Galda」が素敵で3冊購入。
表紙のデザイン、どれも素敵でしょ~!キノコはマストだったよ(笑)
言語はラトビア語だけど写真が美しくて見応えあります。
さっそく自宅リビングに飾っています。

リーガへ行かれる際にはぜひおすすめ。
ワークショップ申し込みは記事下の立ち寄りスポットから!
2日目、ユールマラへショートトリップ。
首都リーガからは列車か車で30〜40分。
列車は安くて本数も多いのでおすすめ。
ラガカーパ自然公園へ。
こちらの公園は海岸沿いの松林に覆われた自然保護区。
全長1kmと2kmのコースがあり、今回は1kmのコースを歩いたよ。

とにかく背の高い松林で
マイナスイオンもたっぷり。

ガイドの方が丁寧に説明してくれて森林浴を満喫。

海岸まであと少しのところで
なにやら女性が大きな袋を下げて歩いてくる。
声をかけると「キノコ狩りに来たの!」とのこと。
3時間かけて収穫したキノコを見せてくれました。

わぁ! なんて立派なキノコなの~!
種類を聞くとポルチーニ茸なんだって!

彼女、とにかくポルチーニ茸が大好きだそうで
「スープにしたり、パスタやフライが最高よ!」と満面の笑み。
貴重なポルチーニ茸を見せてくれてありがとう。
約1時間歩いて松林を抜けると
バルト海が見えてきました。

そう、ユールマラはバルト海の素晴らしい景色を楽しめる
静かで美しいビーチリゾート。
するとガイドの方が
バルト海の特産品でもある
琥珀探しをしましょう!って。
目印は海藻や木の枝の溜まり場。
これが楽しくて楽しくて私、大興奮。
宝探し感覚、子供みたいにはしゃいじゃって。
見てみて! 私がゲットした琥珀です。
大小合わせて5つ!

バルト海の海底には太古の樹脂が化石化した琥珀の地層があり
波によって海岸へ打ち上げられるそう。
琥珀になるまでには数千万年という
果てしない時間がかかると聞いて
奇跡のようなご縁に感激。
まさか旅でこんなサプライズ体験ができるなんてね。
ネックレスやリングに加工してお守りとして大事にしたいな。

森林浴からのバルト海での琥珀探し。
忘れられない思い出に!
リゾート地のユールマラの中心地、
ヨマス通りは歩行者天国のメインストリート。
ラトビア伝統のウール商品や琥珀のアクセサリーに
お土産屋さん、レストランが並びます。
新鮮なフルーツもいっぱい。

琥珀のアクセサリー。
ピアスにブローチやペンダントトップまで
どれも素敵だったよ。旅の記念におすすめです。

手作りのジャムやデリにフルーツ、
ディスプレイがきれい。絶対おいしいに決まってる!
マダムの人柄が出てるよね。

ランチはヨマス通りにある19世紀後半に建てられた
歴史ある邸宅 「Villa Joma(ヴィラ ヨマ)」にてコース料理をいただきました。
雰囲気のあるレストランで素敵だった。

開放感のあるリゾート地ユールマラ。
森林浴とビーチ、食事にショッピングも楽しめます。

今回はスパ付きのリゾートホテルにステイ。
次回はキッチン付きのホテルで
スーパーや露店で旬の食材をゲットしてお料理を楽しみたいな。
初めてのラトビア。
リーガの旧市街散策に伝統料理を食し、
ユールマラへショートトリップ。
充実した旅の始まりに感謝。
次回はラトガレ地方の見所をたくさんシェアします。
みなさん、いつも読んでくれてありがとう。
MIKIの立ち寄りスポット
ブラックヘッド会館
House of the Black Heads
★Google Map
猫の家
The Cat House
★Google Map
聖ペテロ協会
St. Peter’s Church
★Google Map
リーガ大聖堂
Riga Cathedral
★Google Map
タプト テイスト ラトビア
TAPT Taste Latvia
https://www.instagram.com/tapt.lv/
>>ワークショップ申し込みはこちら(URL入れる)
★Google Map
ラガカーパ自然公園
Ragakāpa Nature Park
https://www.instagram.com/visitjurmala/
★Google Map
ヴィラ ヨマ
Villa Joma
https://villajoma.lv/en/restaurant
★Google Map
ラトビア政府観光局(LIAA)
https://www.latvia.travel/ja
Latvia Travel
https://www.instagram.com/latviatravel/