食いしん坊を満足させる、ベジタリアン・ストリートフードのマニー。

Paris

カリフラワーの”Karaage(唐揚げ)”をポテトバンズに挟んだバーガー、ひよこ豆のガレット・バーガー、レンズ豆のサラダ……。「Mannie(マニー)」は近郊から届く季節の野菜を材料に、ベジタリアン・ストリートフードをイートインとテイクアウトで提案している。場所はルーヴル通りからちょっと入ったところの、レストランが並ぶコキエール通り。ヴィクトワール広場、ラ・ブルス・ドゥ・コメルスなどの近くだ。

レストランやカフェが並ぶコキエール通り。濃いグリーンと淡いグリーンの組み合わせがフレッシュなマニーの外観が目を引く。©Salome Rateau
ポテトバンズに野菜の唐揚げやガレットを挟んだバーガーが人気だ。ランチタイムセットはバーガー(バンズ)かボウル+ローストポテトか小サイズのブルーテ(15.50ユーロ)。これにソフトドリンクをプラスすると17.50ユーロ。©Salome Rateau

料理学校卒業後パリのいくつかのレストランで働いた経験を持つマキシム・リウフと鉱業を専攻したカネル・ブルヌリエールのふたりが、地球環境に配慮したおいしい料理の食堂的な店を!と願って生まれたのがマニー。子ども時代からおいしいものに目のないふたりは、ベジタリアンバーガーとボウルというパリっ子好みのストリートフードを基本にしたメニューを作り上げた。20代のふたりらしく、いまのパリの食の流行が取り入れられているのはサイドにも言えること。バターナッツかぼちゃのヴルーテやローストポテトといったクラシックと並んで、マヨネーズ味の”Nitamago(煮卵)”があり、またハルーミチーズのスティックフライの味付けは蜂蜜と味噌である。

さつまいものファルシ。メープルシロップドレッシングのサラダがついて14ユーロ。©Salome Rateau
ハルーミチーズのフライがチキン代わりのシーザーサラダ。©Salome Rateau
サイドから。左のハルーミのフライ(5本)は6.50ユーロ、右の煮卵(1人前1個半)は5.00ユーロ。©Salome Rateau
デザートのキャロットケーキ(4.00ユーロ)。©Salome Rateau

建築事務所のWe Designが内装を手がけたコーヒーショップ的な気軽さを感じさせる店内に、近くで働く人たちがランチタイムに集まってくる。満席ならば、テイクウアウトだ! 夜もイートインとテイクアウトができる。秋にオープンし、すでに常連客が大勢。季節の素材を大切にしているので、バンズが挟む唐揚げやガレットの野菜はブロッコリーやキノコなど季節によって変化する。味付けはマヨネーズやジンジャーなどで、素材変われどおいしさは変わらない。オープン当時にはハルーミのグリルとキムチをポテトバンズに挟んだ味噌マヨソースという個性的なバーガーをシェフは考案。シーザーサラダはハルーミのフライをチキンの代わりに、というようにクリエイションを楽しんで……ベジタリアンと食いしん坊を満足させている。

マキシムとカネル。スタッフと3名で人気店を切り盛りしている。©Salome Rateau
左: ソフトドリンクもビールもビオを揃えている。 右: おしゃれで居心地の良い店内、客はつい長居…….。©Salome Rateau
おいしい食事にはきれいな店を!とマキシムとカネルは建築事務所のWe Designに内装、グラフィックデザインを依頼した。©Salome Rateau

Mannie
32, rue Coquillère 75001 Paris
営)12:00~14:30、19:00~22:30
休)日(冬季休業 12月24日~1月2日)
https://www.manniegroupe.com
@mannie.paris

editing: Mariko Omura

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/250105-mannie.html