ファッションのプロたちが選ぶ26年春夏ベストルック。【2026春夏トレンドリポート】

Fashion

Which Look Stole Your Heart ?

デザイナーの刷新など、話題が豊富だった2026年春夏コレクション。現地でショーを巡ったスタイリストやバイヤー、エディターたちに、ランウェイや展示会で出会った私的ベストルックを聞きました。

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塚本 香の26SSベストルック
▸Comme Des Garçons

>>コム デ ギャルソン – 2026年 春夏コレクション

大変動というシーズンのなか、「新しい感覚や価値観、ポジティブな気持ちを作り出すことを信じて制作しました」という川久保 玲の言葉は重く、深い。どのルックも力強かったが、ベストは一瞬で会場の空気を変えたファーストルック。

塚本 香
ファッションジャーナリスト&ディレクター。数々のインターナショナル誌の編集長を経験し、現在はフリーランスとして活動中。最近は和菓子作りにハマっている。
@kaorinokarami

栗山愛以の26SSベストルック
▸Versace

>>ヴェルサーチェ – 2026年 春夏コレクション

ヴェルサーチェ兄妹のグラマラスな精神をいまの装いに置き換えたようなルック。メゾンらしい強さに、腰に巻いたニットやパンプスから覗くソックスなど、肩の力が抜けた要素を組み合わせ、今季のムードを反映していると思います。

栗山愛以
コム デ ギャルソンのPRを経て、現在はライターとして活動。動画配信サービスを観るのが日課で、いまは『I LOVE LA』『カーダシアン家のセレブな日常』などを視聴中。
@itoikuriyama

森田華代の26SSベストルック
▸Chanel

>>シャネル – 2026年 春夏コレクション

マチュー・ブレイジーによるシャネルでの新しいビジョンが一目で感じられ、ショー会場でこのルックを見た瞬間、高揚感に包まれました。ファーストルックがマスキュリンなスーツであることも、個人的に心を掴まれたポイントです。

森田華代
数多くのモード誌でエディターとして活躍。今回のパリコレ出張で初めて泊まったホテルに住んでいた猫が可愛すぎて、人生初のペットライフを夢見ている今日この頃。

丸山佑香の26SSベストルック
▸Dior

>>ディオール – 2026年 春夏コレクション

ジョナサン・アンダーソンの「ニュールック」に感動しました。ただ可愛いからと服を選ぶことが多い私に、ものの解釈や捉え方をどう更新するかという視点を授けてくれました。発見と学びに満ちた、新しいディオールでした。

丸山佑香
モード誌や広告を中心に活動の場を広げ、多くの俳優、アーティストのスタイリングを手がける。地方に行くたびいなり寿司を探すのが密かな楽しみ。
@yuukamaruyama

飯島朋子の26SSベストルック
▸Miu Miu

>>ミュウミュウ – 2026年 春夏コレクション

ショーのファーストルックで最もドキドキしたスタイル。自分の好きな要素がすべて詰まっていて、エプロンもオシャレアイテムとして取り入れたくなるほど! 着用した俳優のザンドラ・ヒュラーの雰囲気も相まって、完成されたルックだと感じました。

飯島朋子
数々のファッション誌や広告などで活躍するスタイリスト。ベーシックなアイテムを愛する。2026年は自身のプロジェクトである写真集の制作を本格始動予定。
@iijiytomokoiijima

根岸由香里の26SSベストルック
▸Prada

>>プラダ – 2026年 春夏コレクション

女性らしさの典型と言えるアイテムを、身体を縁取るようなシルエットに再構築したプラダ。ネックの開きやシアーなマテリアル、色のコントラスト……。ありそうでなかった、大人だからこそ挑戦できるレイヤード術にも脱帽!

根岸由香里
ロンハーマンにてウィメンズ・ディレクターを務める。立ち上げ時よりバイイングを担当し、現在は全25店舗を指揮。仕事とプライベートを両立する姿にファンも多い。
@yukarinegishi

柴田麻衣子の26SSベストルック
▸Celine

>>セリーヌ – 2026年 春夏コレクション

マイケル・ライダーによるメンズコレクションで多出した、アーカイブのスカーフを取り入れたスタイリングが印象に残っていましたが、今回のショーで完全に心を掴まれました。クラシックでありながら、柄のミックスや配置が絶妙!

柴田麻衣子
リステアのクリエイティブディレクター。最近は仕事も兼ねて頻繁にソウルを訪れ、さまざまな美容ネタを収集するのと、第三外国語の勉強が直近の趣味。
@maikorestir

山本マナの26SSベストルック
▸Stella McCartney

>>ステラ マッカートニー – 2026年 春夏コレクション

今シーズンは珍しくミニ丈が気になっています。白いフレアミニのステラ マッカートニーのスタイリングに一目惚れ。ベーシックな組み合わせですが、肩パッド入りのポロシャツを合わせている点が印象的で、ミニの新しいバランスを感じました。

山本マナ
雑誌を中心に広告やカタログ、アーティストのスタイリング等幅広い分野で活躍。オンラインギャラリーSNÖの運営も手がけるなど、活動は多岐にわたる。
@mana.snow

片山久美子の26SSベストルック
▸Dior

>>ディオール – 2026年 春夏コレクション

ニュールックがもたらした革新的な根幹を継承しながらも、ジョナサン・アンダーソンらしいエッセンスを加えて現代版に昇華させている点に、メゾンを引き継ぐ覚悟を感じました。アーカイブからインスパイアされたスタイリングも秀逸。

片山久美子
シティショップのコンセプター。23年に独立し、現在はヴィンテージの花器等を扱うkatakuriko、カシミアブランドy YOを立ち上げるなど多岐にわたり活動中。
@lacasita522


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*「フィガロジャポン」2026年2月号より抜粋

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photography: launchmetrics editing: Miyu Sugimori

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/fashion/260303-best-look-26ss.html