ヴィヴィアン・ウェストウッドのショー、80年代のダイアナ妃に敬意を捧げるボリューミーな髪型に注目。

アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッドの2025年春夏コレクションのバックステージで、スターヘアスタイリストのサム・マックナイトが、モデルたちのレトロなヘアスタイルについて語った。

アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド2025年春夏コレクションでサム・マクナイトが作り出したヘアスタイルは「80年代のイメージ」なのだそうだ。同コレクションは9月28日にパリのレピュブリック広場で開催された。ボリューミーなヘアスタイルでランウェイを闊歩するモデルたち。そのレトロなヘアスタイルは、ある女性アイコンを思い出させる。「ショーのムードボードには、"スローンレンジャー"たちやダイアナ妃の写真がたくさん貼られていました」と、語るサム・マクナイトこそ、そもそもダイアナ妃のアイコニックなヘアスタイルを考案した当の本人だ。

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ボリューミー＆ウェーブ

「80年代の"スローン・レンジャー"たちのように前頭部にボリュームを出し、ウェーブを作るために入念にブローして完璧に乾かしました。それを横に流してピン止めしています」とサム・マクナイトは今回のスタイルを語る。出番前のモデルたちはブローされたり、カーラーで髪を巻いたりと、バックステージはまるで80年代の美容院さながらの雰囲気だった。

顔の前で髪を大きく盛りあげて彫刻的に作りあげ、対照的に後ろの髪は自然な質感のまま残した。「ロングヘアを自然に流すことで、80年代にインスパイアされつつも、現代的なアレンジを加えました」とヘアスタイリストは今回のヘアスタイルについて語った。

一部のモデルはダイソンの新製品ヘッドフォン、「Dyson OnTrac」を着用しつつも、ヘアスタイルは全く乱れていなかった。

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