星野リゾートで過ごす、春の旅、夏の旅。

【3月編】
春いちばんのデトックス旅は、噂の美肌温泉へ!

February 19, 2016

冬から春へ、季節の変わり目に感じる代謝の乱れや肌の乾燥。そんな不調の解消に効果的な泉質自慢の美肌温泉へ出かけませんか。今回ご紹介するのは、「和心地」をコンセプトにご当地の醍醐味を味わえる温泉宿を全国に展開する星野リゾートの温泉ブランド「界」より3スポット。お湯につかるだけで身も心もじんわり、ゆるりとほぐれていく……早春の旅は至福の癒やし&湯宿をお目当てに!

庭を眺めてのんびりと湯浴みが楽しめる大浴場。無色透明、とろりとした低張性・弱アルカリ性高温泉は神経痛、関節痛、冷え性、動脈硬化などにも。

紅殻格子(べんがらごうし)や赤壁など、伝統建築棟の意匠を復元。前身である白銀屋の佇まいを残しつつ、伝統とモダンを融合した施設にリニューアル。

脂ののった、くせのないおいしさが特徴ののどぐろ。春ならではの「のどぐろ会席」はお造り、塩焼き、蒸し物ののどぐろ三昧が料理に合わせて作られた九谷焼の器で供される。(1泊2食つき¥32,000〜、3月11日から5月31日までの限定メニュー)

ローベッドとソファで快適にしつらえた客室。加賀水引をあしらった障子、山中漆器のアートパネル、加賀友禅の絵柄をモチーフにしたパネルなど、部屋ごとに異なる伝統工芸の意匠が楽しい。

女性ゲストへ贈られる、加賀千代紙で作られた優雅な香袋。枕元に置いて休めば、眠りのときも上品な香りに包まれる。(提供は3月1日から5月31日まで)

宿から車で約15分の大聖寺川は、知る人ぞ知る桜の名所。3月末から4月初旬ごろは手漕ぎの屋形船に乗って桜並木を楽しめる。

星野リゾート 界 加賀
魯山人も愛した北陸屈指の名湯! とろりとした美人湯で、すべすべ肌に。

昨年12月、金沢にほど近い山代温泉にリニューアルオープンした「星野リゾート 界 加賀」。1624年に創業した老舗旅館の佇まいはそのままに、現代的な快適さをそなえる湯宿に生まれ変わった。北陸屈指の名湯と言われる山代温泉の開湯は725年。北大路魯山人も愛した山代の湯は、弱アルカリ性のとろりとした湯質が特徴だ。湯上がりの肌がすべすべになることから「美人の湯」として知られるが、神経痛や冷え症にも効果抜群。総湯(共同浴場)を中心に広がる風情ある温泉街「湯の曲輪(ゆのがわ)」に位置するから、宿の温泉と合わせて山代の湯巡りだって楽しめる。

お湯から上がったら、魯山人の哲学を受け継ぐ料理と器のマリアージュを堪能して。若手作家が手がけた九谷焼の器と、日本海の幸を代表するのどぐろ(アカムツ)、旬の春野菜のマッチングは目も舌も楽しませてくれそう。加賀友禅などの伝統工芸を用いた客室をはじめ、館内にはご当地の魅力を伝えるあしらいがあちこちに。加賀藩主・前田利常や北大路魯山人、多くの文化人が愛した山代温泉の歴史と文化を体感して。

星野リゾート 界 加賀

石川県加賀市山代温泉18-47
Tel. 050-073-011(界 予約センター)
http://kai-kaga.jp/
アクセス:北陸新幹線の金沢駅を経て、特急しらさぎ・サンダーバードもしくは北陸本線の加賀温泉駅下車。駅からタクシーで約10分。
小松空港からタクシーで約30分。

texte:RYOKO KURAISHI

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