キアヌ・リーブス、ファンからのプロポーズへの返事は？

映画『ジョン・ウィック：コンセクエンス』のプロモーション中の58歳の俳優キアヌ・リーブスが、観客との質疑応答の最中にファンからプロポーズを受けた。

キアヌ・リーブス、映画シリーズの第4弾『ジョン・ウィック：コンセクエンス』のプロモーションに登場。photography: Getty

キアヌ・リーブスは、謙虚で優しい人柄でハリウッドでも知られている。彼は3月13日（月）、テキサス州オースティンでそのことを再び感じさせる出来事が起きた。次回作『ジョン・ウィック：コンセクエンス』のプロモーションの最中、キアヌ・リーブスは、プロポーズしたファンに対し、思いがけない返答をした。

このシーンは、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭(SXSW映画祭)の一環として、テキサス州オースティンのパラマウントシアターで行われた本作のプレミア上映で起こった。キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキ監督は、2時間49分の長編映画の上映後に登壇し、観客から万雷の拍手を浴びた。「皆さんは素晴らしい。このような体験をありがとう。本当に皆さんは素敵だ」とキアヌが述べると、スタエルスキ監督も「皆さんはこれまでで最高の観客のひとりです」と同意した。

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エレガントな返答

質疑応答では、映画の中で好きな場面や、戦闘シーンの計画やリハーサルについてなど、さまざまな話題が飛び交った。そして、キアヌ・リーブス演じる主人公の時計と結婚指輪が、撮影時の記念品として保管されていることに話が及んだ。すると、客席にいたスーザン・スタインという女性が「あなたと結婚したい！」と叫んだ。それに対し、キアヌは「願いごとを（簡単に）口にするのは気をつけてね」とエレガントに答え、会場の笑いを誘った。また、他のファンから、年齢を感じさせないとコメントされた際、「私も歳を取りますよ。本当に歳取ったと感じます。そういうものですよ」と静かにコメントした。

いずれにせよ、キアヌの心は恋人であるアーティストのアレクサンドラ・グラントに傾いている。2009年にディナーパーティで出会ったふたりは、交際を公表するまでに10年かかった。