「悠仁親王、日本の皇室の男性としては40年ぶりに成人に」フランスでの報道とは?

Culture 2024.09.12

日本の皇室が存続するための最後の希望の星である悠仁親王が、9月6日に18歳の誕生日を迎えられた。

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全国高等学校総合文化祭開会式での悠仁さまとご両親の秋篠宮殿下と紀子妃殿下。(岐阜、2024年7月31日) photography: Getty Images

9月6日に18歳となられた悠仁親王は、日本の皇室が存続するための最後の希望の星だ。約40年ぶりに成人を迎えた男性皇族として高齢化と出席率の低下という、日本中が直面する深刻な問題を浮き彫りにした。

天皇陛下は現在64歳。甥にあたる悠仁さまは、17人の成人皇族の中で最年少となる。皇族男子は4名で、皇位継承順位は父である秋篠宮殿下に次ぐ2位。現在58歳の秋篠宮殿下が成人したのは1985年のことだった。

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男性のみに皇位継承権

天皇陛下には愛子内親王という22歳の一人娘がいるが、彼女が皇位継承権を主張することはできない。1947年に制定された皇室典範では、男系男子のみに皇位継承権を認めているからだ。

一方で皇位継承ルールの緩和の議論が今年の5月、国会で始まった。しかし、保守系与党の自民党は父系制の廃止に猛反対している。AFP通信が引用した共同通信社の最近の世論調査によれば、日本人の10人中9人が女性の皇位継承に賛成しているにもかかわらず、である。

菊を紋章とする日本の皇室では現在、悠仁親王と父の秋篠宮殿下以外、皇位継承権のある男性は天皇の叔父である常陸宮のみである。常陸宮は88歳で、子供はいない。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)

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