青い目をしたキリアン・マーフィーの19歳次男、アラン・マーフィーが主演デビュー。
『オッペンハイマー』でアカデミー賞を受賞した俳優キリアン・マーフィーの息子が、19歳にしてシャロン・ホーガンの新作ドラマで初の大役を務めている。

穏やかなのに鋭い青い目。はにかんだような笑顔。アイルランド訛りの低い声。アラン・マーフィーは父親のキリアン・マーフィーとそっくりだ。しかも同じように俳優としての道を歩み、父の背中を追っている。19歳にして、シャロン・ホーガンの新作ドラマ「Youth」の主役に初抜擢された。このドラマは9月20日よりHBOで配信開始している。
普通の子ども時代
アラン・マーフィーは、キリアン・マーフィーと妻イヴォンヌ・マクギネスの2番目の子どもだ。結婚生活約30年になる夫妻の間には2005年に長男マラキーが、2年後の2007年にアランが誕生した。息子2人は共にロンドンで生まれ、やがて一家は2015年にダブリンへ引っ越した。「彼らがあっという間に訛りを身に付けたのには驚きました」と、キリアン・マーフィーは引っ越し直後、英「ガーディアン」紙に語っている。「1年もしたら、ここイギリス西部特有の尊大なしゃべり方を身に付けていたんです」。ひとこと付け加えるなら、この引越しのおかげで今日、アランは父親そっくりのアイルランド訛りが身につき、2人の類似がいっそう際立つことになった。
アランと兄がスポットライトを浴びることなく成長したとはいえ、父親のキャリアにおける重要な場面には立ち会っていた。たとえば2024年、キリアン・マーフィーが『オッペンハイマー』でアカデミー主演男優賞を受賞したときだ。同年、父親がゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞した際にもアランはその場にいた。いずれにせよアランは映画界のビッグイベントに行ったり、父親がトロフィーを手にする姿を目にしたりする以前から俳優になりたいと思っていた。
舞台に立つ
アランは11歳のとき、『ハムネット』の舞台に立ち、世界ツアーにも参加した。このとき父親は息子が舞台の上で「とても落ち着いていた」と評している。「舞台を降りてくると、リヴァプールFCの試合がどうなっているのかを聞いてきました」と、キリアン・マーフィーは2021年にガーディアン紙に語っている。
2022年には弱冠15歳で映画『ローラ』で映画デビュー。2026年は彼の存在が広く知られる年となった。ドラマ「Youth」で主演を務めるほか、ドラマ「War」にも出演している。後者は10月2日にHBOで公開され、主演はシエナ・ミラーとドミニク・ウェストだ。さらにタイカ・ワイティティ監督の映画『Klara and the Sun』にも出ており、ジェナ・オルテガやエイミー・アダムスと共演する。今年公開される予定だ。
いつか父親と共演する可能性について尋ねられたアランは、顔を赤らめながらこう答えた。「次にどんな仕事をするのか、その後どうするのかまだ分かりません。脚本やどんな人が関わっているか次第でしょう。オーディションは受け続けますし、どんなことにもオープンでいます」
From madameFIGARO.fr
※この記事は、フランスの新聞社「Le Figaro」グループが発行する「madame.lefigaro.fr」で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
- text: C.L (madame.lefigaro.fr)
- edit: フィガロジャポン編集部