キャサリン皇太子妃、ガーター勲章授与式で纏った白いドレス姿が美しすぎると話題に！

トゥルーピング・ザ・カラーのパレードに神々しいブルーの装いで登場したわずか2日後の6月16日（月）、キャサリン皇太子妃は、イギリス王室の年間行事の中でも重要なもうひとつのイベントに再び姿を現した。

まるで女神のような佇まい。2025年6月16日（月）、キャサリン皇太子妃が、この日もまた完璧な装いで人々の視線を集めた。2日前の6月14日（土）には、国王の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」に故ダイアナ妃にオマージュを捧げた装いで参列し、大きな話題を呼んだばかりだ。そして今回キャサリン皇太子妃が姿を見せたのは、イギリス王室の伝統行事のひとつである「ガーター勲章授与式」。純白の装いに身を包み、ウィンザー城内のセント・ジョージ礼拝堂で執り行われた式典に参列した。このガーター勲章は、1348年にエドワード3世によって創設された、現存するイギリス最古の騎士団勲章であり、王室における最も格式高い栄誉のひとつとされている。

ウィリアム皇太子の妻であるキャサリン皇太子妃にとって、この場は久々の公の場への復帰となった。昨年2024年には、がんの治療のためこの式典への出席を見送っていたのだ。

この日は、キャサリン皇太子妃が愛用するブランドのひとつである「セルフ ポートレート」によるアイボリーカラーの装いで登場。黒のベントレーから降り立った皇太子妃のそばには、同じく淡い色合いをまとったエディンバラ公爵夫人ソフィー妃の姿もあった。ソフィー妃は、祝祭ムードにふさわしく柔らかなベビーピンクの装いを選んでいた。

繊細なレースがあしらわれたアイボリーカラーのドレスに、ウエストを絞ったジャケットを重ねたキャサリン皇太子妃。その首元を飾っていたのは、スーザン・カプランによる5連のヴィンテージパールネックレスだった。さらに耳元には、同じデザイナーによるパールのグレープ型イヤリングを合わせ、上品さを際立たせていた。その隣にいたウィリアム皇太子は、伝統に則り、ガーター騎士団の正装で登場。濃紺のロングマントにはセント・ジョージ十字があしらわれ、頭には黒のベルベット地に白いダチョウの羽根飾りを添えたチューダー様式の帽子を身につけていた。

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以前にも着用していたドレスとジュエリー

キャサリン皇太子妃といえば、過去に着用した装いを上手に再利用することで知られている。この日身に着けていたドレスとジュエリーも、実はすでにお披露目済みのものだった。先月には、ノルマンディー上陸作戦（D-デイ）80周年を記念するコンサートでこのドレスとまったく同じジュエリーを着用しており、さらに今年1月にも、ホロコースト追悼式典で同じ装いを披露していた。

有名なネックレスのデザイナーであるスーザン・カプランは、キャサリン皇太子妃がこの特別な日に自身のデザインしたネックレスを選んだことに感謝の意を示した。価格はおよそ400ユーロ（約6万6千円）とされている。「本日はホロコースト追悼の日80周年にあたります。ユダヤ人が経営するブランドとして、キャサリン皇太子妃がこの追悼式典に際し、私どものネックレスを身に着けてくださったことを光栄に思います」と、当時スーザン・カプランはコメントを寄せていた。このネックレスは、キャサリン皇太子妃が特に愛着を持っているようだ。

From madameFIGARO.fr