マリメッコの70年の歴史をギュッと詰めた、アートブック。

フィンランド語で「マリのドレス」という意味を持つマリメッコは、1951年にアルミ・ラティアによって創設された、フィンランドのデザインハウス。その創立70周年を記念し、テームズ・アンド・ハドソン社より出版された公式アートブック『マリメッコ：プリント作りのアート（原題 Marimekko: The Art of Printmakin）』が、マリメッコの一部店舗と公式オンラインストアにて発売中。

時代を感じさせるファッションやフィンランドの自然や街を撮影したロケーションにも目を奪われるけど、何よりもすごいのは、時代を経てもまったく色褪せないマリメッコのプリントのパワー。この1冊でマリメッコに関する知識がより深まる。『マリメッコ：プリント作りのアート』
レアード・ボレッリ・パーソン著　テームズ・アンド・ハドソン刊　￥12,650

このアートブックは、年代物のアーカイブ写真や広告ビジュアルのほか、近年のキャンペーンビジュアル、最近撮影された写真まで、さまざまなアート写真を掲載し、マリメッコのアイコニックなデザインストーリーの軌跡を、4章構成で収録。マリメッコの哲学とライフスタイルから始まり、ブランド創立当初からマリメッコのファブリックにプリント加工を施してきたヘルットニエミのプリント工場、実に3500ものプリントアーカイブの中から選りすぐった100以上のプリントを紹介し、最後にマリメッコのサステイナブルでクリエイティブな未来について触れる内容になっている。

マリメッコのデザインやプリント好きなら必読のこの1冊、ぜひ手に入れて。

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