環境にも動物にも優しい、注目のカシミアブランドは？

Fashion 2024.01.25

店頭には春物が登場しつつあるこの時季だけど、今こそ手に入れておきたいのが、冬はもちろん、春先も、冷房がきつい夏でも重宝するカシミアアイテム。「FREEMAN--B（フリーマン）」は、カシミア好きな人にはもちろん、環境や動物にもやさしいアイテムを探している人にもおすすめできるカシミアブランドだ。

ゆる編みニットトップ￥46,200/フリーマン　　Photography : Hiroko Matsubara

フリーマンは、生物と自然を愛することは、人間が生まれながらにして持っている想いや願いではないかーという考えをもとに「人間がほかの生命体に対して先天的に持つ親和性」を意味する「Biophilia（ビオフィリア）」という造語を理念のひとつに掲げている。

モンゴルの遊牧民たちと暮らしている山羊の毛を使用し、製造過程でも有害物質を排出しない、水質汚染に真摯に取り組む、化繊マイクロプラスチック排出を抑制する、正しい労働環境で丁寧に縫製生産されたもの、洗濯時にはプラスチック繊維が出ないもの、そして最後には服が土に還り、循環するものであることを守るのがブランド哲学だ。

もしも敏感肌などでニットの肌触りが気になる場合には、天然植物由来のオイルを配合した石鹸で手洗いしてから着用することで、さらに肌に優しい風合いになるのもフリーマンのカシミアニットの特長。環境にも着る人にも寄り添う姿勢は、すでに愛用者から高い支持を集めている。

本来の自然な美しさを最大限に生かしたカシミアを使用しているが、その分デザインにはエッジを効かせてアップデート。膨らみを持たせた袖やポケット、スポーティなカッティング、丈に遊びがあるカーディガンなど、カシミアの可能性を広げたアイテムが魅力的だ。上質なアウターから素肌に纏う心地よさを極めたインナー、万能のストールなどを揃えたポップアップストアが2月5日から西武池袋で開催されるので、この機会にぜひ立ち寄ってみて。

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