Vol.4 居心地をよくする、旅先のコミュニケーション。
caoの心の育て方。
連載「caoの心の育て方。」。いつもとちょっと違った考え方をしてみると、心がぐっと元気に軽くなる。そんな話を一緒に読みたい記事と合わせてご紹介中。連載では大きなテーマを複数回に分けて、さまざまな角度からアプローチ。最初のテーマは「旅」、まずは旅に出るまでにフォーカスします。
前回のお話はこちらへ▶土地のイメージを感じて、充実の旅を。
caoさんの紹介はこちらから。
ホテルに着くまでの時間、ガイドブックはしまっておいて、まずは目で街をリサーチしながら、あれこれチェック!
タクシーを使って行くのなら、運転手さんとの会話を楽しむのもいいですよね。
運転手さんにぐるっと街を回ってもらって、どのあたりの治安が悪いとか、どのあたりにいいお店があるとか、教えてもらったりして。
タクシーに乗らなくても、地元の人との会話を楽しんで、色々な情報をキャッチ。
こんな風にあなたなりのガイドブックをつくっていく、そういう旅は格別に楽しくなったりしますよ。
そして、ホテルに着いたらまずはチェックイン。
旅先でのコミュニケーションで、一番大事なところですね。
滞在する間、ホテルの方にお世話になるのです。身内の方と思ってご挨拶をしましょう。
お金を払っているから、これくらいしてもらって当然でしょ、ではなく、同じ場所で時間を共有するもの同士、お陰様、お互い様という感覚がいいのかも。
時には、ホテルの方に融通をきかせてもらい、
時には、あなたが融通を。
お陰様、お互い様という感覚があったのなら自然にできちゃうかも。
ホテルをあなたのお家と思って一緒に場作りするような気持ちが、結果的にあなたが居心地のよい場所へと繋がったりしてね。
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初めまして、という意識ではなくて、ホテルにいる人はどんな初対面の人であっても「お久しぶりですね」という感覚。
言葉を交わす数より、あなたの気持ちの持ち方が大切。
でもね、コミュニケーションをした方が感性豊かになる方もいらっしゃれば、ひとりの時間が感性を豊かにする方もいらっしゃる。
人それぞれ。
そんなコミュニケーションを楽しんでいると、あなたの興味があるのは何か、が分かりやすい。ちょこっと意識してみましょう。
でも深読みは禁物! 軽く、気持ちのままにね。
コミュニケーションは、あなたが旅先でどんな時間を過ごしたいかで変わってきますし、コミュニケーションは、あなたの興味を引き出します。
コミュニケーションを楽しんでみてね!
いつからか動物や植物など、言葉を使わないコミュニケーションが得意(なのか?)。そんな風になんとなく毎日を楽しんでいるちっぽけな光の欠片。https://note.mu/caoyuru
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illustration : MARIKO ENOMOTO