【Weekly連載 25】こんな時だからこそ、胎内記憶のこと。
caoの心の育て方。
胎内記憶って言葉を、お話会などで質問いただいたりします。
記憶はみんな同じようにあるんだけどなぁ……
人に言えるような記憶か、言葉では伝えられないようなアンニュイな記憶か、の違いだけで誰でも記憶はあるんだよね。
その記憶は身体の臓器を包み込む心の軸の一部になる。
だから、ハッキリ、キッパリに覚えていない方がいいのだよねっ。
だって、心をすべて言葉に表せたら、喜怒哀楽の表現などいらなくなっちゃうじゃない。
そんなの人間に生まれてきたのにつまらないじゃない。
お母さんの声が、心や胎内で響く感じ
外の世界の音がうっすら聴こえる感じ
軽やかな音を自ら鳴らす感じ
初めて身体に触れる暖かさ
初めて味わう空気
初めて見る自分たち
そして
だっこされたり、手を繋いだりして、伝わる気持ち……
全部心になる。
心はずーっと成長し続ける。
兄弟でとりあったお菓子、おもちゃ
手にした時のエヘヘってな感じ
手にできなかった時のムッキーってな感じ
分け合った時、譲った時のポァンってな感じ
誰かを見てドキっと、キューっとした感じ
理不尽だーとムカってした感じ
沸いた感情はどれも豊かな心になる……
ホホッ
「caoの心の育て方。」を読んでくださっているみなさんはどう思う?
いま、こんな時……
何かちょっと不安になったり寂しくなったら、あなたのまわりに笑顔をまこう。
みんなの中にある優しさの記憶を呼び起こし、あなたの中にある優しさを呼び起こしましょう。
で、ケラケラっと素敵な笑顔を。
寂しくならないと、笑顔の強さを知れないからさぁ~
なんだって、なーんだってだよ
利用したれっ
あっそうそう、笑顔満タンの方は、何かをしようと思わず、そのままの笑顔でいてね。
あなたの心をフル活動していまを生きましょう。
ねっ
【笑顔満タンに!】
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編集部員によるブログ連載。編集YUKIは春の花と、ベランダの住人たちの健気な姿をお届け。
illustration : MARIKO ENOMOTO