【Weekly連載 37】光の粒で、元気をチャージ。
caoの心の育て方。
わたくし事なことが続いて、いたたまれない気持ちを隠せないっ
もう恥ずかしい...
そっと、そっと、よろしくお願いします。
できれば読んでくださるなぁ...
気持ちを切り替えて、今回もウフフなお話??
ゆきますっ
この地球には、自然のなかに、文明のなかに、美しい景色がたくさんある。
季節だったり、天候だったり、時間の流れだったり
美しさはさまざまに、うつろぐ。
そんなたくさんある美しさの中で、毎年心待ちにしている光景がある。
それは、力強く金色に輝く田んぼで育つ稲の穂。
周りの景色がわからなくなるほど輝く稲穂が風に揺られると
あたり一面が光に包まれて、夜でもまぶしいくらい。
きっとお空から見てもキラキラに輝いているハズ、間違いない。
幼いころわたしは、ハートのサングラスをかけていたくらい。
いまもサングラスをかけてしまう。
そんなことはどうでもいいか...
収穫あとの稲穂を、束ねて天日に干す稲掛けのとき
金色の輝きは、小さな粒の中にぎゅっとおさまるのだけど
この時、粒にその土地の色というのかな、個性と言ったらいいのかな、風合いが出始める。
きっとこの風合いが、お炊き上げると粘りや香りとなるのだろう。
稲穂の美しい光景からご飯として食卓に上がるまでの輝きの変化が好き、大好き。
稲穂、お米は光の粒。
この光の粒がさらに輝きを変えるときがある。
それは、おにぎり。
握ってくださる方の気持ちが輝きに魔法をかけ、さまざまな色に輝く。
光の粒もすごいが、この光の粒に魔法をかけるわたしたちもすごい。
お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、食材を扱うみなさんは魔法使いなのかも??
元気の出ない時、元気がない人を見つけたら
光の粒だけに限らず、ほんのちょっとだけ魔法をかけてみるのもいいかも。
よく分からないけど、なんかできる気がする自信パワーのチャージになるのかもしれませんよ。
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photo : cao, illustration : MARIKO ENOMOTO