日曜日のおいしい時間。
アロラで軽くタパスを。

Lifestyle

 大村真理子の今週のPARIS

パリの9区の名所といったらオペラ座・・・と思いきや、近頃ではその斜め裏手でパリっ子だけでなく世界からの観光客を集めるアップルストアが人気である。新しいiPadの販売に際しては前夜から行列ができて賑わうホット・プレイス。さて、その隣に、実に控えめな感じにホテルWが2月にオープンした。


レストランがあるのはホテルWの2階。ホテルはアップルストアの右手にある。

ホテルについてはいずれの機会に詳しく書くとして、今回は2階のタパス・レストランArolaを紹介しよう。ここはおいしく食べられる店で、かつ日曜もオープンという貴重な存在なのだから。「エル・ブリ」「ピエール・ガニエール」などで修行をし、独立後、ミシュランの星を持つシェフとしてスペインでは人気のセルジ・アロラ。このタパス・レストランで待望のパリに進出というわけである。


タパスなので、一度に何皿も同時にサービスされる。1皿は2~3名で分けて味わえる量だ。左手前はセップ茸のカルパッチョ風18ユーロ、右手前はシーザースサラダ14ユーロ

普通の空腹状態なら、デザートを含めてふたりで8皿というのが、このレストランでオーダーするときの目安だそうだ。メニューは野菜、魚介、肉、そしてデザートで構成されている。タパスは1皿10ユーロ以下もあれば上は20ユーロを超えるものまであるので、お腹とお財布に応じてオーダーをすることになるだろう。内容はというとホワイトアスパラガスとマヨネーズ、イベリコハムとフレッシュパスタをのせたセップ茸のカルパッチョ・・・どのタパスもビジュアル的に愛らしく、料理はさまざまな素材が1皿の中にミックスされているものの、どれもとても軽い。


左:ここではフランス料理のレストランと違って、パンといってもブルスケッタ風。トマト、塩、ニンニク、オイルを好みでパンに塗って。 右:アルデンテの茹で加減がよいホワイトアスパラガス14ユーロ

左:彩り豊かなラングスチーヌのカルパッチョ16ユーロ 右:温かい料理から、カネロニ11ユーロ

少し物足りないかな、というお腹具合も、デザートが終われば満足度100パーセントとなるのでご安心を。


見て楽しい、食べておいしいデザートは、1皿10ユーロ前後。

なおホテルがある通りは、いささか発音が面倒かもしれない。19世紀にパリに暮らしたドイツ人作曲家ジャコモ・マイアベアーの名前であるが、フランス式にメイエルベール通りと読む。タクシーで出かける際は、メモした通り名をドライバーに見せるのが簡単かもしれない。


Restaurant Arola
Hotel W
4, rue Meyerbeer 75009 Paris
Tel. 01 77 48 94 94
営)12時~14時30分、19時~23時
無休

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/travel/post-1290.html