マラマのこころに触れるハワイ／Local Food 伝統をベースにした、ハワイのフードエクスペリエンス。

ハワイ語で「思いやるこころ」を意味する「マラマ」。 ハワイの自然環境、伝統・文化を守る大切なキーワードであるマラマをテーマに旅をすることで、ハワイをもっと深く知り、大地とリンクし、 こころと身体が満たされるはず。 オアフ島の自然を歩き、土地に受け継がれてきた食文化を愉しみ、大地を思いやるこころに溢れた人に出合う。
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ハワイの大地に敬意を払って土地の恵みを頂くことで、ハワイという土地のことをもっと深く知ることができる。ファームトゥテーブルからローカルに愛されるスーパーマーケットまで、食べることでマラマを感じるフード体験を。

広大な自家農園を持つルアルアレイのファームトゥテーブル。

オアフ島西部に位置するルアルアレイ渓谷の大自然に囲まれた場所に農園とレストランを持つ1975年創業の『カフマナ・オーガニック・ファーム＆カフェ』は自給自足とウェルビーイングの提供を目的としたコミュニティが運営している。「レストランで出している野菜は完全オーガニックで全て自家農園で育てています」とはここで17年間シェフを務めるランジスさん。雄大な自然の中で育まれた土地の素材の味を活かした料理を楽しみながら、カントリーサイドならではのゆっくりと流れる時間を楽しみたい。

広大な農園で採れた野菜やハーブが料理やハーブティーとなる。

カヌープランツの一つであるウル（パンの実）。

スリランカ出身のシェフが作るココナッツダルカレーとウルのスープ。

カフマナエリアの土は野菜栽培に適しているそう。

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地産地消にこだわったハワイリージョナルキュイジーヌ。

「ハワイリージョナルキュイジーヌ」というコンセプトで、ハワイのレストランシーンを牽引する『メリマンズ』。地産地消にこだわり、ハワイで最もサステナブルでカーボンフリーなレストランを目指すオーナーシェフのピーター・メリマンさんにローカル食材を使う意味を聞いた。
「ハワイという世界から最も離れた、ユニークで美しい自然の中で育まれてきた食材を活かし、同時に人やコミュニティへの貢献、繋がりが大事だと考えています。コミュニティへの貢献は、雇用や小規模ビジネスと経済でも、品質でも良い循環を生むと信じているのです」
ハワイは小規模生産者が多く、それは品質管理がしやすいことがメリットだという。そして、楽しんで生産している生産者が多いそうだ。「地元の漁師なら漁や魚、船が嫌いなら魚を釣りにいくことはしないでしょ？」とピーターさん。
『メリマンズ』で提供する料理には、ハワイそのものが詰まっているといえるだろう。ハワイの伝統料理、そしてその背景や歴史と文化をリスペクトして、メリマンズならではのスタイルで昇華している。

フムスはオーガニックタロイモのチップスと共に。

ハワイ産のマッシュルームが載ったバーガー。

「決してハイエンドな料理を出している訳じゃないんです」とピーターさんがいう通り、フレンドリーでカジュアルなムードの中で食事ができる。

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古代ハワイアンたちも愛した伝統料理としてのポケ。

ハワイを訪れたなら一度は食べる機会がある料理のひとつがポケ。日本人にはとても親しみやすいハワイ伝統料理であるポケの歴史はハワイの古代ハワイアンの時代まで遡ることができる。キャッチした魚を海水の塩、リムなどの海藻、すりつぶしたククイの実などをあえていたものがオリジナルのポケの姿。その後、移民たちがもたらした調味料や食材が混ざり合うことで形を変えていき、現在のスタイルになったのだ。
ハワイ発祥で1948年の創業以来ローカルたちに愛され続けているスーパーマーケット『フードランドファームズ・アラモアナ』では、あらゆる種類のポケに出合うことができる。地元メディア主催のポケ人気投票では何度も1位を獲得するなど、フードランドの看板商品となっているのだ。トラディショナルなものから、日本、中国、韓国、などの移民の歴史とエッセンスが混ざった色とりどりのポケは常時20種類以上が並んでいるからお気に入りのポケに必ず出合うことができるはず

ポケは全て量り売り。ご飯の上にポケを載せるポケボウルも注文可能。

フレッシュなポケを求めてローカルたちが訪れる。

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