マラマのこころに触れるハワイ／Sustainable Product ハワイの自然環境に配慮したマラマなプロダクト。

ハワイ語で「思いやるこころ」を意味する「マラマ」。 ハワイの自然環境、伝統・文化を守る大切なキーワードであるマラマをテーマに旅をすることで、ハワイをもっと深く知り、大地とリンクし、 こころと身体が満たされるはず。 オアフ島の自然を歩き、土地に受け継がれてきた食文化を愉しみ、大地を思いやるこころに溢れた人に出合う。
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大地を思いやるこころであるマラマ。ハワイの滞在中で使うものや日本に持ち帰るものにだってマラマの心にあふれたプロダクトを選びたい。それが旅先となる土地へのリスペクトでもあり、マラマのこころを少しでも持ち帰るということだから。

ハワイの土地を思いやるゼロ・ウェイスト・ショップ。

パンデミックで観光客が激減したハワイではジャンルを問わず多くのショップが経営難に陥ったが、それは小さなプロダクトの作り手も同じだった。そんなローカルの作り手たちをサポートする目的もあってゼロ・ウェイストストア『キープイットシンプル』は2020年の11月にオープンした。コンセプトは徹底してプラスチックを出さず、ゼロ・ウェイストを目指すことにある。ハワイ各地のさまざまなスモール＆ローカルビジネスをサポートする『キープイットシンプル』はハワイのコミュニティを支え、またコミュニティに支えられているショップなのだ。

量り売りで提供される上質なソープの数々。持参したボトルか用意されたリユースボトルを使用する。

オーナーのジルさんの祖母がつくるアンペーパー・タオルは、フランネルコットンを使用したやさしい肌触り。

量り売りで使用されるリユースボトルは近隣コミュニティの寄付によって集まる。
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「マラマのこころはコクアとアロハのこころに繋がります」

スタッフのオータムさんはメインランドのポートランド出身で2年前に移住してきた。『キープイットシンプル』のフィロソフィーに感銘を受けて働きはじめ、今ではカイムキ店のマネージャーを務めている。そんな彼女にマラマとは何かと訊ねてみた。
「自分の暮らす土地や身近な暮らしについて考えることが、やがて地球全体につながると思います。マラマは自分たちが暮らす環境、海も自然も、コミュニティともその全てとリンクしているのです。そしてマラマのこころは、コクア（協力）、アロハ（愛)のこころともリンクしているとも思います」オータムさんはそう教えてくれた。

「このショップと自分の価値観がリンクしました」とオータムさん。

訪れたカイムキ店のほかに、ワイキキ、カポレイの3店を展開している。

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