シックな外観のラ・ロメーヌ・エディションのブティック。

パリ7区、バック通りと交差するヴァレンヌ通りに50平米と大きくはないけれど、魅力がたっぷり詰まったブティックLa Romaine Editions（ラ・ロメーヌ・エディション）がオープンした。ブランドを立ち上げたのはポーリーヌ・ヴァンサンで、彼女は2021年6月にオンライン・ブティックをスタート。それからちょうど4年後に、初の路面店をオープンしたのだ。その間にはデパートのボン・マルシェでポップアップを開催している。

ラ・ロメーヌ・エディションのブティック。ポーリーヌ ・ヴァンサンが4年前に創設したブランドだ。

ブランドが扱うのはグラス、お皿、ナプキン、キャンドルスタンド、水差し......主にテーブルウェアだ。ポーリーヌ自身がデザインして職人に制作を依頼する品もあれば、彼女が気に入ったアーティストに声をかけて制作された品も。いずれにしても、日常生活に美しさとポエジーをもたらしてくれそうな他では見つからないオリジナルばかりだ。

4年前にラ・ロメーヌ・エディションを創設したポーリーヌ・ヴァンサン。その物語はこちらで。

ポーリーヌによる綺麗な色合わせのモダンなテーブルセッティングは、そのままセットで買ってしまいたくなるほど。そうでなくても、自分用あるいはギフトにと何か1点は欲しい！という気を起こさせる。

家具やライトも少し扱い、壁にはJuliette AbitbolやEdouard Sanvilleの写真、またPierre Boncompainのリトグラフィーもというように、店内にはアパルトマン的雰囲気が漂う。彼女は毎月模様替えをしてゆくというから、翌月を楽しみに待とう。

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