富士山麓、原始の森に抱かれる心地いい滞在。
<font size=1>「TRIF FUJI NATIONAL PARK RESORT & SPA(トライフ フジナショナルパーク リゾート&スパ)」河口湖/山梨県</font>

Lifestyle

 東京から車でわずか1時間半余り、霊峰富士が大きく目の前に迫ってきます。山麓に佇み、富士を見上げているだけで心が落ち着く…不思議な感動に包まれます。私たちを魅了してやまない富士山の周辺には、澄んだ空気に包まれる広大な原始の森が広がり、騒音とは無縁の森では静謐な時間がゆったりと流れています。

メイン棟。1階にレセプション&バー、2階は和食中心のレストラン。

 新しいリゾート’TRIF’は、周辺に点在する富士五湖のひとつ、河口湖に程近い’優しい森’の中に佇んでいます。オープンは、2008年4月26日でした。スタイリッシュなデザインが印象的な、すっきりとした建物が自然に溶け込むように建てられています。

ベランダ側から見た客室。窓が大きく中に居ても森との一体感がある

 TRIFとは、3つ(TRI)のFである富士のF、フュージョンのF、フリーダムのFからなる造語だといいます。’自然の中で交流・創造する価値’がコンセプトだと提唱していますが、リゾートは、形容詞や言葉よりも、まず滞在して心と体が解放され快適だと思えることがなにより。TRIFにはそんな空気感が漂い、肩に力の入らない和らいだ空間では、のんびりとリゾートを満喫することができました。


ツインベッドタイプの寝室。

1階の客室。スペースたっぷりの贅沢なリビングルーム。

 客室は全部で21室。タイプの違うどれもがたっぷりと広いスペースを有し、窓ガラスの大きな客室は木漏れ日に照らされ、外の緑に包まれているような一体感さえ感じます。上質な家具もフルキッチンも、複数泊の滞在型リゾートとしての提案でしょう。
温泉があるのも嬉しいですね。ゲスト用にと男女部の大浴場のほか、それぞれの客室のバスタブにも温泉が出ます。滞在の翌早朝、森の散策後に自室のバスタブで浸かった朝風呂の、なんと快適だったことか…。


オリジナルのアロマオイルを使用。スパのトリートメントルーム。

明るく広々とした2階のレストラン。

朝食には洋食ブッフェも提供。写真は人気の特別オーダー「フレンチトースト」。

 リゾート愛好家のみならず、アウトドア派もスポーツ三昧派も大いに楽しめるリゾートの誕生となりました。ゴルフ、テニス、マウンテンバイクなどはもちろん、季節ごとに変わる自然と戯れる’ネイチャー・ガイドツアー’も提供。自然の偉大さを思い知るような環境が、都会からこれほど近いところに残っているなんて幸運ですよね。もうひとつ、忘れてならないのは大切な食事です。ここのレストランには、旬を彩る繊細な和食を主に、毎回、芸術的ともいえる料理を創りだすシェフがいてくれます。(KS)



TRIF FUJI NATIONAL PARK RESORT & SPA
(トライフ フジナショナルパーク リゾート&スパ)
山梨県南都留郡富士河口湖町小立字三階7160-4
☏ 0555-72-6222 FAX: 0555-72-6225
部屋数/21室
料金/25,000円~35,000円(2名1室1名料金、朝食付き)
http://www.trif.jp

Kyoko Sekine

ホテルジャーナリスト

スイス山岳地での観光局勤務、その後の仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多々、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタント、アドバイザーも。著書多数。

http://www.kyokosekine.com

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/bon-voyage/post-91.html