"ミシンを使ってフリーハンド刺繍で表現する夢の世界" ナオミ・アヴセックインタビュー。<font size=1>(MOVIE)</font>

Culture

現在、ポール・スミス スペース ギャラリーで開催中のイギリス人アーティスト”ナオミ・アヴセック”によるエキシビジョン『’Doodles, Dreams and Stitchery’~らくがき、夢、刺繍~ 』。一歩足を踏み入れると、アップリケ、リサイクルファブリック、椅子に刺繍を施した立体作品、そして過去に、ポール・スミスとのコラボレーションアイテムなどがずらりと並ぶナオミワールド。その一角にあるミシンの前でフリーハンド刺繍の試作品を制作していた来日したばかりの彼女に話を聞いた。

『MOVIE:Demonstration』





――ミシンを使って刺繍をするきっかけをお教えください。

最初はキルティングに興味があって”ミシンが欲しい”とおねだりしたら、70年代のミシンを30ポンドで買ってもらいました。そのミシンの機能に刺繍というのがあって試してみたら…なぜだかわからないけど小さな丸をずーっと作るのにハマって(笑)。現在の細かい作業の原点になっていると思います。

――今のイラストと刺繍を融合した作風の原点でもありますね。

通っていたチェルシー・スクール・オブ・アートでは刺繍のコースを取らないで、イラストを専攻していました。そのうちに、どんどんイラストがデコラティブになって刺繍にリンクしてきて、ミックスさせてみよう! と思って。

――ナオミさんが描かれるものはとても可愛らしくもあり、シュールでもありますが、その発想の源は?

いろんな夢を見ます。シュールな感じのも、そうではない時のも全部覚えていて、あと、文字やアナログなもの、ちょっと昔っぽいものとかが好きなので…そういうものがインスピレーションになりますね。

――2007年と2008年には、ポール・スミスとのコラボレーションが発売されましたが、コラボレーションに至った経緯をお聞かせください。

元々はストリートアーティストとして、スピタルフィールズ(・マーケット)で毎週末、お客さんが持ってきたTシャツなどフリーハンドで刺繍をしていました。3年間ぐらいたって、もう少しアーティストとして上を目指したいなと思って、ポール・スミスには私からアプローチをしたんです!

――どのようなアプローチを?

私の作品で封筒と切手も全部刺繍して手紙を布の上で作るものがあって。それを作って文章と宛先にDear ポールと刺繍して送りました。手紙としても、自分の作品としても見てもらえるかなと思って。送って2日後に、メンズのテキスタイル部門のチーフから電話がかかってきました。まずはハンカチとかやってみようか? という話になり、その後は大きい生産規模の製品だけではなく、ポール・スミスとしてチャリティーに参加するときのパーソナルなものにまで声をかけてもらったり。凄く良い経験になりましたね。

――コラボレーションがあって、今回、ナオミさんの日本初エキシビジョンがポール・スミス スペース ギャラリーで開催されたと思いますが、来日されて、この会場を観た感想を教えてください。

元々、ストリートアーティストのときに日本人のお客さんが多かったので、自分の作品が日本でも受け入れられると思っていて。ポール・スミスで、日本で、エキシビジョンをやりたい!! といってました。だから、とっても、舞い上がるぐらい嬉しいです!!


★FIGARO.jpのために、フリーハンドで作ってくれた作品。こちらのムービーはフィガロ・チャンネルで公開中!!


■エキシビション期間中にポール・スミス スペース ギャラリーでトートバッグ、Tシャツ、シャツやネクタイ等を購入すると、その商品にナオミ・アヴセックが刺繍を施してくれます(予約/有料)。取材日もナオミの横には多数の予約注文が!! エキシビションの開催期間は28日(日)ですが、世界でたったひとつのオリジナルアイテムをこの機会にぜひ!!


‘Doodles, Dreams and Stitchery’
~らくがき、夢、刺繍~


期間:〜2011年8月28日(日)
12:00-20:00 
場所:Paul Smith SPACE GALLERY
東京都 渋谷区 神宮前5-46-14
Tel 03-5766-1788

ナオミ・アヴセック オフィシャルHP
www.naomiavsec.co.uk
www.ilovespoon.co.uk


この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/interview/post-939.html