【CAだけが知っている!?とっておき美容vol14】

すきま時間に疲れを手放す、身体をゆるめる「アロマ」&「足裏ケア」。

Beauty

世界各国を飛びまわる現役のキャビンアテンダント(CA)や、CA経験者に「キレイの秘密」を聞く好評の連載

第14回はアシアナ航空の元CAで、現在韓国ピラティスのインストラクターとして活躍するchikaさんです。身体が硬くなりがちな現代人に向けて、すき間時間に実践できる「身体をゆるめる方法」を教えてもらいました。

今回紹介してくれたCA:chikaさん
新卒でアシアナ航空に入社し、CA時代から「韓方(ハンバン)」をはじめとする韓国の美容文化に親しむ。退職後はスパ勤務や美容関係のコンサル業を経て、韓国の高名なピラティス指導者「NAピラティス」のアン・ウォンギョン氏、ジャイロトニック指導者のミシェル・リー氏に師事。2022年より日本に拠点を移し、現在はパーソナルトレーナーとして活躍中。


CA時代に身に付けた、身体と心の「休息習慣」

現役のCA時代に、さまざまな国のホテルに滞在してきたchikaさん。自分の部屋とは異なる空間で「いかに身体と心を休めるか」は、重要なテーマだったといいます。

「アロマセラピーを学んでいたこともあり、“精油で心身を整えること”に興味がありました。CA時代は、フライトに必ずお気に入りのアロマを持ち歩いていました」

現在chikaさんが愛用するアロマアイテム。左はビィオセンシィエールの目的別ブレンド精油、右はナリンのハーブオイル(以上本人私物)

航空会社を退職後、韓国ピラティスのインストラクターを目指して、筋肉の構造や動きを学んだchikaさん。その過程で、身体のゆがみや疲労感には、普段の姿勢や動作が深く関係していることを学んだそう。

「現代人は同じ姿勢を取り続ける方が多く、身体がガチガチに固まりやすいんです。トレーニングで筋肉を鍛える前に、まずは身体をゆるめ、本来の感覚を取り戻すことがとても大切です」

精油の力で、凝り固まった身体をじんわりとゆるめる

身体をゆるめる方法のひとつとして、chikaさんが愛用しているのがフランスのアロマブランド「ビィオセンシィエール」。直接肌に塗布できる精油として、アロマ好きの間では有名な存在です。

フランスで購入したビィオセンシィエールの精油。左からbiossentiel BBS FFFôm bio fresh free feet、同MIGôm bio migrain、同APHôm bio tonic 全て10ml(以上本人私物)

「たとえば、デトックス、足のむくみ、消化不良など、目的別に精油がブレンドされています。10滴ほど手のひらに取り、アルガンオイルなどのベースオイルに希釈して肌になじませると、生命力あふれる植物の力が、身体に届く感覚があります」

こわばりがちな肩や首回りになじませると、じんわりゆるむ感覚も。

もう1品、ピラティスのレッスン後に活躍するのが、ナリンの「ハーブオイル33+7」。1954年に誕生し、70年以上にも及ぶハーブ研究の歴史を持つスイスのブランド。

ナリン ハーブオイル33+7 50ml(本人私物)

「伝統的なレシピに基づいて、ハーブを40種類ブレンドしています。ピラティス後のお客様に、『スーッとして気持ちいい』と好評なんです。頭がぼんやりするときや、花粉の季節にも最適な、清涼感のある使い心地です」

耳の後ろやこめかみに付けると、リフレッシュ感が。ロールオンタイプはCAの間でも人気だったそう。

どちらも植物の恵みを凝縮しており、パワフルな精油の香りも印象的。心身をゆるめて整える、chikaさんおすすめのアロマアイテムです。

足裏から身体感覚を取り戻す「マッサージボール」

全身の筋肉を正しく動かすために、chikaさんが重視しているのが「足裏の感覚」です。現代人は足の指同士が密着して、きちんと開かない人が多いといいます。

「人は本来、両足でしっかり大地を踏みしめて身体を支えていますが、足の指が密接していると、正しい姿勢を保つことができません。すると不要な部分に負荷がかかり、身体にゆがみが生じることもあるんです」

ナボソは、足の専門医が開発したブランド。手前は足指に装着する「スプレイ」、奥は足裏で踏む「ニューロボール」(ともに本人私物)

大地をしっかり踏みしめるためにおすすめなのが、ナボソの「スプレイ」です。足指に装着するだけで足指を1本1本を開いてくれ、足裏で身体を支えるサポートをしてくれます。

「ピラティスのレッスン前に使うのが、同じくナボソのニューロボール。正しい踏み方がありますが、私はあまりこだわらず、足裏を行き来させていろいろな場所を刺激することをおすすめしています。最初は痛いかもしれませんが、慣れてくると痛みも軽減して、足裏の感覚が取り戻せるはずです」

女性は身体の外側に重心が偏りがち。そんなアンバランスな状態も、足裏の刺激で改善が期待できる。

キッチンにひとつ、洗面台にひとつ、といったように、家の数カ所に置いて料理やスキンケアのついでに足裏を刺激するというchikaさん。ピラティスのお客様にも、同じように“ながらケア”をすすめているそう。

「忙しい方ほど、運動を習慣にするのは難しいですよね。“ながら”で簡単にできることが、実は長続きする秘訣。皮膚を刺激して足裏の感覚を取り戻すと、姿勢の土台が整います。ぜひ皆さんも、試していただけたらうれしいです」

  • text: Namiko Uno