ボン・マルシェの日本展、締めくくりはフランス人も大好きなジャパンモードの競売!

Paris

10月18日までデパートのボン・マルシェで『Super Japon』展が開催されている。その締めくくりは、デパートとしては珍しい試みとなる日本人クリエイターたちのモード・オークションだ。競売開始は10月17日(土)のパリ時間15時にスタートで、これはオンラインでもライブ参加が可能である(https://drouot.com/en)。 コム デ ギャルソン、ヨウジヤマモト、イッセイミヤケ、アンダーカバー……ペネロープ・ブランカールによるオークションハウスPénélope’s Auctionが、日本における40年間のファッションのクリエイションの中から服飾史的にも興味深いアイテムを厳選し競売にかけるのだ。実際に自分で着て楽しむため、オブジェとして保存するためなど、目的さまざまにオークションに大勢が参加できるよう、価格帯はとても幅広い。

左:コム デ ギャルソン 1997年 落札予想価格 800〜1,200ユーロ 右:ヨウジヤマモト 1998年 落札予想価格 600〜800ユーロ
左:イッセイミヤケ×森村泰昌 1996-97年秋冬コレクション 落札予想価格 2,000〜3,000ユーロ 右:アンダーカバー 2004-05年秋冬コレクション 落札予想価格 500〜800ユーロ
左:ヨウジヤマモト 1998年春夏コレクション 落札予想価格 600〜900ユーロ 右:コム デ ギャルソン ジュンヤワタナベ 2003年 落札予想価格 スカート 300〜500ユーロ、ジャケットスカート 300〜500ユーロ

この開催に先立って10月13日から17日までオークションに出る服約200点がボン・マルシェ内にて展示される。これはオークションとは関係なしに、40年間の日本のモードの回顧展として見るのも面白そうだ。1980年代、洋装の長い歴史を持つヨーロッパからは最初受入れられ難かった日本人クリエイターたち。その自由な発想を提案し続け、ヨーロッパの人たちから求められ、インスピレーション源ともなっているいまに至るクリエイションの一端を目にすることができる機会と言える。

モードのヴィンテージに特化したオークションハウスPénélope’s Auction(https://www.penelopesauction.com/)の設立者Pénélope Blanckaert。photography: Lucie Sassiat

Le Bon Marché Rive Gauche
24, rue de Sèvres
75007 Paris
営)10:00~19:45(月~土)、11:00~19:45(日)
無休
https://www.lebonmarche.com/en/super-japon

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大村 真理子

madameFIGARO.jpコントリビューティング・エディター

東京の出版社で女性誌の編集に携わった後、1990年に渡仏。2006年から「フィガロジャポン」パリ支局長を務めた後、フリーエディター活動を再開。主な著書は『とっておきパリ左岸ガイド』(玉村豊男氏と共著/中央公論社刊)、『パリ・オペラ座バレエ物語』(CCCメディアハウス刊)。