エッフェル塔で醸造された初のワイン、いよいよ販売。

Paris

昨年の10月4日、木樽やタンクなどが並ぶ醸造所がパリ一番の観光名所であるエッフェル塔の2階に誕生したことが話題を呼んだ。そして次なるステップ。今年の9月24日に、その地上58メートル高さのワイナリーでボトル詰めが行われ、エッフェル塔産の初ワインの販売が始まった。

ラベルにはもちろんエッフェル塔のデッサン! https://la-bouche-du-roi.com/chai-de-la-tour-eiffelにて購入可能。

エレベーターで上がった塔の2階で、パリの眺望だけでなく、こんなワイン醸造所が待っているとは!!

9月24日、エッフェル塔の2階でワインのボトル詰め。

エッフェル塔から車で約30分くらいの場所のブドウ畑で収穫されたメルロー種の単一ワインである。香りはフルーティでほんのりとスパイシー。アルコール度が低く、軽やかでフレッシュな味わいの赤ワインの誕生だ。これは「La Bouche du Roi(ラ・ブーシュ ・デュ・ロワ)」の若きオーナー3名が、エッフェル塔とのコラボレーションで叶えた夢のワインである。

左:初ワインのボトル詰めに立ち会ったラ・ブーシュ・デゥ・ロワのアドリアン・ペリシエ、ジュリアン・ベンゲ、ジュリアン・ブリュスティのトリオ。右:パリ近郊で栽培されたメルロー種

19世紀末には4万ヘクタールものブドウ畑があったパリ近郊に、再び都市型ワイナリーを築こうという大望を若きトリオが抱いたのがことの始まり。2017年にイル・ド・フランス県内、パリの西のヴェルサイユ宮殿からも遠くない土地で、彼らはブドウ栽培をスタートしたのだ。そして今年、その最初のワインが。エッフェル塔ではいま、来年に向けての醸造が始まっている。記念すべき2020年を味わいそびれる人は多いことだろう。来年をお楽しみに。

パリ近郊のLe Domaine de la Bouche du Roiで栽培されるブドウ。

化粧箱入80ユーロ(価格には Le Domaine de la Bouche du Roiへの招待も含まれている)は、限定300本の貴重品だ。10月25日からはプランタン・デパートの食品館Printemps du Goût内Repaire de Bacchusでも販売される。

réalisation : MARIKO OMURA

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/paris/201017-vin-eiffel.html