画家が暮らした邸宅で作品に浸る。モーリス・ドゥニ美術館へ。

Paris

Musée Départemental Maurice Denis
県立モーリス・ドゥニ美術館〈サンジェルマン=アン=レ〉

ナビ派を代表する画家の邸宅が美術館に。

展示室の様子。

20世紀初頭のナビ派を代表する画家モーリス・ドゥニが亡くなるまでの30年間を暮らした邸宅は、もともと17世紀に建てられた病院だった。ヴュイヤールやボナールら同時代の画家たちがよく訪れていたこの家が美術館となり、遺族の寄贈による本人の作品のほか、象徴主義とナビ派の作品を数多く所蔵。室内装飾に積極的だったナビ派だけに、壁を飾る大型作品やステンドグラスの展示も豊富だ。また、敬虔なカトリック信者だったドゥニが残した近代的な宗教画も興味深い。邸宅に隣接するチャペルは、ステンドグラスをはじめ、すべての壁画を画家本人が手がけたものだ。

修復し、ステンドグラスと装飾を手がけたチャペルはモーリス・ドゥニの傑作のひとつ。

庭園にはドゥニの友人だったブールデルの彫刻が何点も展示されているのでぜひ散策してほしい。

Musée Départemental Maurice Denis
県立モーリス・ドゥニ美術館〈サンジェルマン=アン=レ〉
2 bis, rue Maurice Denis 78100 Saint-Germain-en-Laye
01-39-07-87-87
RER)A線 SAINT-GERMAIN-EN-LAYE
開)10:30~12:30、14:00~17:30
休)月、1/1、5/1、12/25
料)一般8ユーロ
https://www.musee-mauricedenis.fr/

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*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋

●1ユーロ=約163円(2025年6月現在)
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photography: Taisuke Yoshida editing: Masae Takata (Paris Office)

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