ついに幕を開けた、デヴィッド・ボウイの大回顧展『DAVID BOWIE is』。
存命であればボウイの70回目の誕生日だった2017年1月8日(日)の展覧会初日の入場チケットは、昨年12月上旬にすでに完売、当日は約3,000人が来場したという。世界中のファンをいまも魅了してやまないスーパースターの足跡を、貴重なアーカイブ資料、そして体験型の斬新な仕掛けを通して辿るこの展覧会は、アジアでは日本のみでの開催となる。その見所と、会場で発売される限定グッズ、ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』の公開情報をご紹介!

会場エントランスには、象徴的な稲妻のイメージを使用したメインビジュアルが。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
『DAVID BOWIE is』は、2013年に英国のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催されて以来、世界9都市を巡回。これまで約160万人以上を動員してきたこの展覧会は、写真から映像、オリジナルステージ衣装、セットデザイン、ボウイ自身の直筆スケッチや絵画、手書きの歌詞、楽器、ミュージックビデオ、そしてボウイの私物まで、約75,000点のアーカイブ所蔵品から厳選された300点以上もの貴重な品々が初公開されている。

山本寛斎氏デザインによる『アラジン・セイン』ツアーの衣装。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)

スターマンの衣装と『トップ・オブ・ザ・ポップス』の映像。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)


バンドに属し、デイヴィ・ジョーンズとして知られていた若き日のボウイの姿も。
来場者は入り口でヘッドフォンを手渡される。これを着けて展示の前に立つと、それぞれの展示に対応した音楽やボウイが語る声、関係者インタビューが流れてくるという、体験型のユニークな展示方法も話題だ。この仕掛けを手がけたのは、ロンドン・オリンピック開会式の映像演出を担当した59Productions。展示の最後に、巨大モニターで体験できるライブ映像コーナー「ショウ・モーメント」は圧巻! 最新テクノロジーにより、まるでコンサート会場にいるかのような体験ができる。

ボウイのインスピレーション源を展示するセクション。日本文化からの影響も大きいことが伺える。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)

アレキサンダー・マックイーンやエディ・スリマン、ジョルジオ・アルマーニ、三宅一生など、多くのファッションデザイナーと仕事をしてきたボウイ。ステージやミュージックビデオで纏った、ボウイにしか着こなせない華麗な衣装も多数展示。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)

読書家であることでも知られるボウイの愛読書も展示。
また、日本オリジナル展示「David Bowie Meets Japan」も見逃せない。ボウイが日本のクリエイターと恊働した映画『戦場のメリークリスマス』(監督:大島渚、1983年)の名場面映像と、共演者の北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像を上映。ふたりの言葉から浮かび上がるボウイ象は新鮮だ。


ボウイ自身によるスケッチや絵コンテは必見。

東京展の「ショウ・モーメント」セクション。目と耳で体感するマルチメディア空間で、ボウイの世界観に浸って。 © Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
>>オリジナルグッズやドキュメンタリー上映、トークイベントもチェック!
売り切れ続出のオリジナルグッズやドキュメンタリー上映情報もチェック!
『DAVID BOWIE is』では、世界中の回顧展で売り切れ続出の限定グッズにも注目したい。トートバッグやTシャツ、ステーショナリーに加え、スワロフスキー®・クリスタルを施したオリジナルアクセサリーやFire-Kingのスタッキングマグなど、日本限定商品も。グッズを販売するオフィシャルショップには、展覧会のチケットがなくても入場できる。グッズはなくなり次第終了なので、気になっている人はぜひお見逃しなく。

オリジナルグッズ一覧。
また、これまで開催各国にちなんだ7インチ・ピクチャー・ディスクが会場限定で発売されていたが、日本会場では限定盤として「レディ・スターダスト/クリスタル・ジャパン」を収録。鋤田正義撮影の写真を両面に使用したデザインの7インチ・アナログ盤はプレミア必至だ。

日本会場限定の7インチ・ピクチャー・ディスク¥1,500
さらに世界初となる、アルバム『★』(Blackstar)からの12インチ・シングル盤が日本展会場限定で発売! タイトル曲のアルバム・バージョンをSIDE 1に、「ラザルス」と「アイ・キャント・ギヴ・エヴリシング・アウェイ」のラジオ・エディット2曲をSIDE 2に収録した赤いカラー・レコード盤だ。

日本会場限定盤12” SINGLE VINYL¥3,600 ©ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
なかなか会場に足を運べない方にも朗報! オフィシャルグッズの一部を購入できるECサイトもオープンした。こちらも在庫に限りがあるので、早めにチェックして。
「DAVID BOWIE is OFFICIAL STORE」ECサイト
https://davidbowieis-official-store.jp/
なお、会場の「DAVID BOWIE is OFFICIAL STORE」に隣接してオープンしている特設カフェ「DAVID BOWIE is CAFE」も好評だ。「TERRA CAFE BAR」が運営するこのカフェでは、「BROOKLYN RIBBON FRIES」「good hood food」といった人気飲食店とコラボレート。フィッシュ&チップス、ロンドンジントニックといったロンドンの定番メニューや、4種類の味から選べるブルックリンリボンフライ、コリアンダーキーマカレー、タコスといったメニューを揃える。また、寺田倉庫の農業ユニットT.Y.FARMが生産する無農薬野菜を使用したフードやドリンクの販売、さらに週末にはDJイベントなども予定している。

「DAVID BOWIE is CAFE」
そして、展覧会に合わせて、ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が劇場公開された。ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館での最終日に収録されたこの作品は、展覧会のキュレーターを務めたヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュがカメラとともに会場を回り、展示品のバックグラウンドを解説する。さらに、セレモニーに登場した山本寛斎らゲストが、ボウイとの思い出を語るシーンも。このたび、追加上映が決定! 展覧会を観る前の予習や、観賞後に余韻に浸りながらの復習として、また展覧界に足を運べないかもしれない方にも必見だ。
『デヴィッド・ボウイ・イズ』2017年劇場予告編
ボウイと交流のあった4人のクリエイターによるトークイベントも開催決定!
さらに、『DAVID BOWIE is』日本展開催を記念して、プレミアム・トークショーの開催が決定! ボウイと時間を共有した4人のクリエイターが、「ボウイのクリエイティブの本質」について語る、この上なく貴重なイベントだ。40年にわたりボウイを撮影し続け、アルバム『ヒーローズ』のジャケット写真も担当した写真家・鋤田正義。「ジギー・スターダスト」をはじめボウイのさまざまな衣装を手がけたデザイナー・プロデューサーの山本寛斎。ボウイやルー・リード、クイーンなどを撮影してきた写真家ミック・ロック。そして1970〜80年代にボウイのスタイリングを手がけたスタイリスト高橋靖子。第一線で活躍するクリエイターたちの話は、ファンならずとも聞き逃せない。

左から、鋤田正義、山本寛斎、ミック・ロック、高橋靖子。
稀代のスーパースター、デヴィッド・ボウイの魅力に、ぜひさまざまな形で触れてみたい。
期間:開催中〜2017年4月9日(日)
会場:寺田倉庫GIビル
東京都品川区東品川2-6-10
開)10:00〜20:00(火〜木、土、日、祝)
10:00〜21:00(金)
休)月(3/20、3/27、4/3は開館)
入場料金:一般¥2,200(前売)、¥2,400(当日)
限定オリジナルグッズ付き¥5,000(前売のみ)
ALL TIME¥3,000(前売のみ)
www.davidbowieis.jp
「DAVID BOWIE is 〜プレミアム・トークショー〜」
日程:2017年2月26日(日)、3月5日(日)、3月11日(日)、3月19日(日)
時間:開場17:15/開演17:30/終演18:30(予定) ※各日共通
出演:鋤田正義(2月26日)、山本寛斎(3月5日)、ミック・ロック(3月11日)、高橋靖子(3月19日)
会場:銀座 ソニービル 5F ソニーイノベーションラウンジ
東京都中央区銀座5-3-1
券種:プレミアム・トークショー入場券¥5,000
※全席自由席 ※お好きな日時に『DAVID BOWIE is』へ入場いただける「ALL TIME」チケット付き
プレイガイド(チケットぴあ):http://w.pia.jp/t/davidbowie-pts/
【Pコード】634-772
●問い合わせ先:
イベントに関する問い合わせ Tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
チケットの購入方法に関する問い合わせ Tel. 0570-02-9111
上映館
東京:
YEBISU GARDEN CINEMA 1月21日(土)〜2月10日(金)
群馬:
シネマテークたかさき 3月公開予定
京都:
立誠シネマ 1月14日(土)〜27日(金)
※音楽ジャーナリスト伊藤なつみさん連載「Music Sketch」での『DAVID BOWIE is』レポートはこちら。
※オーガニックコスメPR都田恵理子さんブログでのデヴィッド・ボウイの出身地・ブリクストンからのレポートはこちら。
この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/culture/170117-david-bowie-is.html