Paris City Guide - Museum
芸術愛好家夫妻が暮らした19世紀の豪奢な邸宅美術館へ。
2025.08.04
芸術家のアトリエや貴族の邸宅を改装した、こぢんまりとした美術館は街角のいたるところに。庭園を散策したり、カフェでひと息ついたり、通いたくなる愛らしい魅力がたくさん!
Musée Jacquemart André
ジャクマール・アンドレ美術館
[ 8区|モンソー ]

オスマン通りに佇むこの美術館は、アーティストのネリー・ジャクマールと銀行家一族の後継者エドゥアール・アンドレ夫妻がかつて所有していた邸宅。裕福な芸術愛好家だったふたりは、世界中から約5000点もの絵画や彫刻を収集していた。なかでも、ボッティチェリ『聖母子』やドナテッロ『聖セバスチャンの殉教』など、イタリアのルネサンス美術を代表する名画のコレクションに注目したい。また、開放的な温室やフレスコ画に彩られた壮麗な階段、ティエポロの天井画とタペストリーが飾られたダイニングをはじめ、邸宅内の豪奢な空間も見どころだ。ルイ14世の家具が置かれたサロンやアトリエ、寝室からも、19世紀のブルジョアな暮らしぶりが垣間見える。鑑賞後は、ティーサロンで軽食をいただきながら貴婦人気分に浸ってみてはいかが。




INFORMATION
ジャクマール・アンドレ美術館|Musée Jacquemart André〈8区|モンソー〉
住所:
158, boulevard Haussmann, 75008
Ⓜ:
ST PHILIPPE DU ROULE
開:
10:00~17:30 最終入場
休:
無休
料:
一般18ユーロ
- ●1ユーロ=約170円(2025年7月現在)
- ●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
- ●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
- ●掲載店の営業時間、定休日、料理・サービスの価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
- photography: Mari Shimmura
- editing: Momoko Suzuki
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋