健やかな心と身体、肌のためにしていること 板谷由夏、健やかさの秘訣は「いい意味で周りに頼ること」。

トラブルのない肌も、美しい佇まいも、心身が健康であってこそ。自分なりの「健やかさ」のために、女優の板谷由夏は、日々、何に気を付け、どんな美容をしているのか？

「周りに頼る」を知ったら、いまの健やかさが見えてきた。

ー 板谷由夏

ジャケット￥66,000、シアードレス￥44,000、パンツ￥44,000、ベルト￥30,800/以上オーラリー　ピアス左￥22,000、右￥49,500、ネックレス上￥198,000、下￥93,500、リング左手人指し指￥44,000、右手人指し指￥69,300、薬指￥114,400/以上ヒロタカ（ヒロタカ 表参道ヒルズ）

メイク使用色：ディメンショナルビジョンアイパレット 13 ￥7,150/スリー　アイラッシュライナー 05 ￥1,650（5/1発売）、グロッシーラッシュ マスカラ 02 ￥3,850/ともにアンミックス　スティロ スルスィル ウォータープルーフ 816 ￥5,500/シャネル　ピュア コンプレクション ブラッシュ 10 ￥3,630/RMK Division　ディオール アディクト リップ マキシマイザー 038 ￥4,620/パルファン・クリスチャン・ディオール

「私にとって健やかとは、『何もない状態』のこと。ストレスも気負いも溜め込んでいない時にいちばん、そう実感します。幸運なことにもともと元気で、どんな状況でも自分で頑張らなくちゃと『自己完結』する性たち質だったんですが、最近になって、大変な時は大変、と正直に言えるようになりました。

先日もね、息子に『ママ、きついわ』と漏らしたら、背中をとんとんしてくれて。いい意味で周りに頼ることも、健やかでいるために必要なことのような気がしています。食事や美容に対するスタンスも、そう。これまでタンパク質を摂るなら、ステーキを食べればいいと思ってきたけれど、料理をする時間もパワーもない時に、それができない自分に落ち込むくらいなら、頑なにならずに、インナーケアに頼るのもいいじゃない？と素直に思うようになって。肌も身体も、『自分の力を信じる』が基本でしたが、これからはもう少し頼れる『何か』に出合って、美容も頑張ってみようかな、って（笑）。

生きる原動力は、『感情を動かされること』。本や映画にしろ、自然にしろ、圧倒的な体験がエネルギーになる。これからもずっと、好奇心は不可欠と思っています」

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左：チョコラBBローヤル2〈指定医薬部外品〉50ml ￥315（編集部調べ）/エーザイ　右：オイデルミン エッセンスローション145ml ￥9,680/SHISEIDO

for Body
「できるだけ歩くこと、ストレッチすること。食事は自炊を楽しみながら、頑張りすぎずにサプリにも頼る」

for Skin
「化粧水は肌がもちっとするまで何度も何度も重ね付け。最後、オイルでベタベタにして寝ます」

＊「フィガロジャポン」2023年5月号より抜粋