パーソナルケアの最適解。肌と自分を深くいたわるポーラ サロン プラス アオヤマへ。

Beauty

日本を代表する化粧品会社としておよそ100年もの歴史を歩んできたポーラ。肌と向き合う中で心や身体との関連性にまで着眼点を拡げ、質の高い製品の開発に日々取り組んでいる。そんな知見をふんだんに活かした新たなサロン型店舗が、表参道駅近くに誕生した「ポーラ サロン プラス アオヤマ」だ。自律神経の状態や心身のバランスまで考慮してパーソナルに提案される、「リセンスエステ」の全貌をレポートする。

photography: Courtesy of Pola

忙しい日々と年々過酷になる気候のもとで、つい乱れがちな生活リズムや、季節の移ろいによるストレスにさらされる私たち。「ポーラ サロン プラス アオヤマ」を訪れたのも、連日の慌ただしいスケジュールに加え、本格化した暑さで心身がバテぎみに感じられはじめていた頃だった。

賑やかな大通りから少し奥へ入った北青山の落ち着きある一角で、2026年1月にオープンしたこちら。緑に囲まれたモダンな白い建物は、隠れ家のような佇まいでありながら、訪れる者をすんなりと優しく受け入れるような開放感を備えている。

photography: Courtesy of Pola

日常に溶け込む“公園”をコンセプトにしたという店舗デザインは、建築家の妹島和世によるもの。白を基調とした店内には外からの光がふんだんに差し込み、窓の向こうにたっぷりと生い茂る緑を望んで、居心地よい雰囲気を放つ。一見シンプルでミニマルな空間だが、シアーなメッシュ素材でゆるやかにスペースを仕切ったり、床にわずかな傾斜を設けたりと、人の感覚に寄り添う工夫が随所に。また、さまざまな音色や環境音が響き合うサウンドインスタレーションは音楽家の渋谷慶一郎が、ゆったりと深い呼吸を促す香りは和泉侃(かん)が担当。第一線で活躍するクリエイターたちの感性が融合し、五感を穏やかに解きほぐす空間へと仕上げられている。

こちらのサロンの大きな特徴は、丁寧なカウンセリングと最新の独自技術による分析を通して、その日の状態に合わせたお手入れを提案してくれること。ゆったりと大きな鏡が設えられたブースに腰掛け、自律神経の状態や不調のタイプを分析するタブレットでのスキャニングとセラピストとの対話を重ねながら、“いまの自分”に最適なメニューを組み立てていく。

分析には、ポーラグループが長年蓄積してきた肌データを応用した「リセンススキャン」というシステムを使用。デバイスのカメラで顔色や肌表面の毛細血管まで読み取り、いくつかの質問への回答結果と組み合わせることで、心身のコンディションを多角的に解き明かしてくれる。9つあるタイプの中で、エディターは副交感神経が優位に働いている「スターナイト」というタイプに。エネルギーは保てている一方で、疲労が蓄積し、ゆとりやリラックス感が不足しているとのこと。こちらの結果に基づき、トリートメントは自律神経とも関わりの深い背中を中心に、こわばりやすいデコルテの揉みほぐしを意識しながら行ってもらうことになった。

広々とした個室のトリートメントルームは、潔く真っ白な、どこか近未来を感じる空間。それでいて“部屋が広すぎて取り残されたような感情を抱かせないように”と、目線の先に円形の部分天井が設けられている細かな配慮にも舌を巻く。施術前には、体調に合わせたポーラのサプリメントを口にしながら、心地よい温度の足浴を。

まずはボディの背面をラジオ波の機械でゆっくりと温め、ハンドトリートメントで優しく身体を解きほぐしていく。仰向けになったら指の圧で頭皮をゆるめ、クレンジングを経てからデコルテや首肩まわりのケアを。なめらかなマッサージ専用のクリームで、無理なく手をすべらせるようにして凝りをほどいてくれる感覚が心地よい。

フェイシャルトリートメントでは、ブランド屈指のスキンケア技術を特に実感。首筋から筋膜に沿ってひと思いに引き上げるような手の動きで、胸や首に沈んでいきそうだった顔があるべき位置に戻っていくような感覚を味わった。こちらも決して強く引っ張るのではなく、流れるようなタッチで優しくアプローチしていくのが印象的だ。

フェイシャル中はスチームを長めに当てて肌を柔らかな状態へ整え、毛穴汚れを吸引。その後は肌状態に合わせたセラムを3段階に分けて重ねていく。サロン専用のプロダクトにも、ブランド最高峰のB.Aや人気シリーズの「リンクルショット」と共通する美容成分が配合されているというから、ケア効果は言わずもがなだ。仕上げには、好みに合わせて選べるマスクを。エディターは、温感により肌を包み込むことで、引き締め効果やめぐりの向上が期待できるという石膏パックをチョイスした。

トリートメント終了後にもお楽しみがあるのが、このサロンのうれしいところ。おすすめのスキンケアアイテムを化粧水からクリームまでフルで試せるほか、青汁やソイドリンク、ビネガーに黒豆玄米茶など、ポーラのインナーケアシリーズから好きなアフタードリンクを選ぶことができる。さらに引き出しの中にはB.Aのメイクアップアイテムも一式揃っているから、トリートメント後に予定があっても問題なし。高品質なスキンケアからインナーケア、メイクアップまでを一貫して体験できるのは、ホリスティックかつひたむきに美を追求する、ポーラならではのもてなしだ。

エステ後の肌は、全体の色ムラが落ち着いてつるりとした印象に。中でも、ここ最近気になっていながら対処法を見つけられずにいた額の細かな凹凸が、まるで鏡面仕上げを施したかのようになめらかに整っていたのには驚いた。毎日スキンケアをしているつもりでも、適切なプロダクト選びと手技によって、肌は変われる可能性がある。自分の状態を知り、それに合わせてケアを重ねていけば、肌はまだ応えてくれるのかも──そう実感できたのが、何よりの収穫だったかもしれない。

これから夏の終わりに向けて、肌も身体も想像以上に疲れを溜め込んでしまったという人は増えてくるはず。頑張った心身をまるごと預けながら自分の肌と向き合いなおし、美と健康の未来にまで繋げていけるサロンを、忙しさの合間の拠りどころとしてみてはいかがだろうか。

POLA SALON + AOYAMA(ポーラ サロン プラス アオヤマ)
03-6452-6387
東京都港区北青山3-14-8 1F
「スタンダードプラン」150分(カウンセリング込み) ¥25,300
https://www.pola.co.jp/store/pola-salon-plus/index.html

  • photography & text: Misaki Yamashita