星野リゾートで過ごす、春の旅、夏の旅。
【7月編】
海? それとも高原? 山海の幸を求めて美食の旅へ。
今年の夏のバケーション、目的地はもう決まった? 今月ご紹介するのは、日本各地から厳選した美食三昧のグルメ旅。気候・風土が育んだ地の物や歴史とともに進化した食文化など、旬の味覚をその土地の流儀で味わい尽くそう。

ホテルの敷地内、緑の木立の中にある一軒家レストラン。

コースからの一皿。サクラマスのマリネに爽やかなルバーブのソースを添えていただく、見た目にも涼しげな初夏の前菜。コースメニュー¥18,000〜(税・サービス税別)

こちらはコースのメイン料理。みずみずしい鹿肉は山ブドウのソースで。野草の香りの塩で、ケモノ道を表現した一皿

すべて独立したコテージタイプの客室は全39室。こちらはグッドデザイン賞を受賞した「デザイナーズコテージ」。

ガレットに旬の野菜たっぷりの朝食は宿泊者以外でも利用できる。¥3,456(要予約)

軽井沢高原教会に隣接する、小高い丘の上に位置する。






星野リゾート 軽井沢ブレストンコート
緑と高原の美食に酔う、軽井沢の休日。
軽井沢の木立に佇む小さなリゾートホテル、「星野リゾート 軽井沢ブレストンコート」。こちらへは、メインダイニング「ユカワタン」が提唱する「ニッポン・フレンチ」をお目当てに出かけよう。登場するのは生産者と作り上げた肉や野菜、清流の魚、山菜や野草など、信州の繊細な四季と豊かな自然が育んだ旬の素材。イワナの燻製、ギンヒカリのタルタル、ビーツのスープや鯉のムース仕立てなど、フレンチの技法を大切にしながらも素材の持ち味を際立たせる新感覚のフレンチが楽しめる。信州の水を仕込みに使って醸すワインや日本酒と、至福のマリアージュをお試しあれ。
朝食は、シードルと一緒にガレットをいただくブルターニュ・スタイルの「フレンチ・ブレックファスト」を。季節の野菜やハム、チーズ、温泉卵をトッピングしたそば粉のクレーブを、信州とよく似た風土を持つ本場・ブルターニュのスタイルでいただこう。
宿泊はプライベート感を大切にしたコテージにて。白一色でまとめられた「デザイナーズコテージ」、専用のテラスを備える「テラスヴィラ」や木のぬくもりに溢れる「スタンダードコテージ」など、好みに合わせてチョイスできる。朝は小鳥のさえずりで目を覚まし、夜は窓から満天の星を見上げてみる。高原の爽やかな空気と緑の中、とっておきの美食と非日常の時間で心も身体もリフレッシュして。
星野リゾート 軽井沢ブレストンコート
長野県軽井沢町星野
Tel.0267-46-6200
www.blestoncourt.com
アクセス:JR軽井沢駅より無料送迎バスあり。
※メニューはその日によって変化します。
texte:RYOKO KURAISHI